今回は多摩動物公園のアジア園は多摩動物公園の4つのエリアのなかで最も広いエリアであるアジア園について書いていきます!
飼育頭数や種類は昆虫園を除くと断トツで多いです!
展示種類が多いので、魅力的な種類や珍しい種類も多く展示されているエリアになります。
多摩動物公園のアジア園について!
多摩動物公園のアジア園は園内の2/3くらいの面積を占めるエリアになります。
下の画像の緑枠で囲まれた部分がアジア園の範囲になります!
多摩動物公園の入口から入った場所もアジア園に含まれており、ひたすら直進することでオラウータンの展示場に到着しますが、ずっと上り坂になっているので歩きやすい服装や靴で来ましょう!
展示されている動物の種類も多く、人気のある動物や珍しい動物も多く展示されています!
鳥の展示が多いのも特徴で、フライングバードケージやウォークインバードケージのような大型の展示ケージを採用している場所もあります。
アジア園の個人的おすすめ動物or場所!!
完全に私の個人的なおすすめの動物をランキング形式で紹介していきます!!
世間の人気とは少し違うかもしれませんが、どの動物も魅力的な動物なので、多摩動物公園を訪れた際は是非見に行ってください!
1位:ユキヒョウ
個人的にはトラよりもかっこよかったです!
檻までの距離も近く、ユキヒョウも檻の側にいることもあるので、おすすめです!
うーん、この可愛さは優勝ですよね!
ユキヒョウはネコの仲間の大型肉食獣と比べると2周り以上小さいので力強さと可愛さが同居している感じがします!
ヒョウと言えば、人間を襲う事もある動物ですが、ユキヒョウが人間を襲うことはほとんど無いようです。
敏捷そうな見た目に力強さを兼ね備えたフォルムをしているカッコイイ動物です!
この尻尾の太さ!良いですね!
展示場が2カ所に分かれており、いつ来てもどちらかが檻の手前でコチラを見てくれていました!
ユキヒョウは多摩動物公園を訪れたら是非観察していって欲しい動物です!
2位:レッサーパンダ
1位で紹介したユキヒョウの隣に展示されているレッサーパンダもおすすめです!
どの動物園でも人気者のレッサーパンダですが、多摩動物公園では繁殖も行われており、タイミングが良ければ子供を見ることもできます!
これは可愛いですね!
レッサーパンダは自分の可愛さを理解しているかのような、あざとい行動も好きです!
こっちをチラチラ見るのも可愛いです!
レッサーパンダは実は木登りが得意で、展示場内に設置してある木に登って木登りを披露してくれることもあります!
レッサーパンダの尻尾って結構太いんですよね…
レッサーパンダは人気の高い動物なので多くの人が集まる展示場になります。
しかし、多摩動物公園は広大な面積を持つ動物園で人も見やすいように配慮されているので、土日でもほとんど待つことなく見る事ができると思います!(写真を撮るのに良い場所はなかなか空かないかもしれませんが…)
3位:ヨーロッパオオカミ
アジアの草原エリアの目玉になる動物です。
屋外の展示場と檻に入っている姿を見ることができる場所の2つがあります。
屋外展示場ではタイミングが合わないと姿を見ることができません。
岩や木の影で休んでいることも多いです。
オオカミの血が混ざった犬だと言われれば納得してしまうくらい犬っぽかったです。
まともに見ることができなかったので、期待も込めてこの順位にしました!
これが一番まともに撮れた写真です。
オオカミ犬そのままの見た目でした… 次は張り込んで見てみたいと思います!
4位:アムールトラ
多摩動物公園では、アムールトラというトラの仲間で最も大きくなる種類を展示しています。
展示場も檻の中に入っている展示場と直で見れるような展示場の2つがあります!
どっちも良い面があって、檻の方が距離的には近くで見ることができますが、檻が入るので写真を撮るのには向いていません。
直で見れる方は写真は撮りやすいですが、距離的に遠いのが難点です。
左側の檻有のケージは結構近いです!観察するだけならコチラもおすすめです!
5位:オオワシ(フライングバードケージ)
オオワシはフライングバードケージに展示されています。
オオワシは多くの動物園で飼育されている鳥ですが、多摩動物公園のフライングバードケージのような大きなケージで飼育している場所はほとんどありません。
のびのびとしてオオワシの姿を見ることができるかもしれません!
王者の風格をまとっているかのような存在感が魅力です!
脚が黄色なのがお洒落っぽくて好きです!
オオワシが展示されているフライングバードケージですが、オオワシ以外にも猛禽類が一緒に飼育されています。
オオワシに以外ではイヌワシ、ダルマワシ、オジロワシ、ヒメコンドルが展示されています。
オオワシが展示されているフライングバードケージについての記事も書いているので興味があれば確認してみてください!
番外:ウォークイン・バードケージ
他の動物園にもケージ内で鳥を放し飼いにしている中に入って観察することができる施設は多くあります!
その中でもケージの大きさはもちろんのことながら、コウノトリと言った大型の鳥が展示されているケージはほとんどありません。
鳥が苦手な方以外は是非入っていただきたい施設になります!
人間の歩くための歩道に飛び出してきてしまう子もいます!
鳴れているので、しゃがみ込んで写真を撮っても逃げません。]
種類ではありませんが、おすすめの展示スポットでした!
今回のランキングを作るのに当たってランキングに入れるのか悩んだ動物がいるので紹介しておきます!
・コツメカワウソ
カワウソも人気の動物です!
起きている1匹のカワウソが寝ているもう一匹を起こそうと叩いたり、甘噛み?していました!
それでも、もう一匹のカワウソは起きませんでしたが…!
ここは見られるスペースが狭いので混雑していることもあります。
・マレーバク
白と黒が特徴的なバクになります!
多摩動物公園では多くのマレーバクが飼育されています。
夜行性のため、多くの個体は昼間は寝転がったまま動きません。
アジア園のレアな動物たち!
アジア園で展示されている動物の中で他の動物園では見られないレアな動物達を紹介していきます!
アジア園は展示種類が多いので国内で飼育している場所が3箇所以内の動物をピックアップしています!
特に多くの鳥が多摩動物公園でのみ展示されている事が分かります!
※JAZA(日本動物園水族館協会)加入の施設のみカウントしています。
アジア園内で国内3カ所以内の動物を下の表にまとめてみました。
見ない方はスクロールして飛ばしてください!
名前 | 展示施設数 | 場所 |
---|---|---|
アンデスブロンズトキ | 1 | トキ類 |
オオアシトガリネズミ | 1 | モグラの家 |
オーストラリアイシチドリ | 1 | トキ類 |
オカヨシガモ | 1 | カモ池 |
オグロシギ | 1 | WIB |
カオグロトキ | 1 | トキ類 |
コクガン | 1 | ヤギの裏 |
シャモア | 1 | シャモア |
セグロカモメ | 1 | トキ類 |
トウキョウトガリネズミ | 1 | モグラの家 |
ハタダトキ | 1 | トキ類 |
ハマシギ | 1 | WIB |
ホオジロガモ | 1 | カモ池 |
ミカドガン | 1 | コウノトリ |
ムラサキサギ | 1 | トキ類 |
ユキウサギ | 1 | ウサギ |
カワネズミ | 2 | モグラの家 |
アズマモグラ | 2 | モグラの家 |
モウコノウマ | 2 | アジアの草原 |
ハイイロガン | 2 | 水鳥橋 |
ナベコウ | 2 | トキ類、WIB |
ハチクマ | 2 | ワシ |
ゴールデンターキン | 3 | ターキン |
イワシャコ | 3 | キジ・ハト |
ヒシクイ | 3 | 水鳥橋 |
ヒメコンドル | 3 | FC |
※WIB:ウォークインバードケージ
FC:フライングケージ
名称が長い展示場所はレイアウトの関係上、 勝手に略称を用いています。
上の動物を全て紹介するのは大変なので何種類かピックアップして紹介していきます!
・ゴールデンターキーン
ゴールデンターキーを飼育している動物園は多摩動物公園を含んでも3箇所のみとなります。
意外と知られていないレアな動物です!
標高の高い場所に住んでおり、寒さ対策として毛皮に油をまとって体を濡らさないようにしています。
その時に分泌される油のせいで独特な獣の匂いがします。
・シャモア
シャモアを展示している動物園は多摩動物園のみで、国内ではここでしか見られないレアな動物になります!(現地では普通種のようです。)
意外と可愛い見た目をしているので是非見ていただきたいです!(可愛い鬼のような見た目です。)
この子可愛すぎませんか?
多摩動物公園に行くまでは名前も知らなかったのですが、今ではお気に入りの動物の一匹です!
先ほど紹介したゴールデンターキンと一緒に展示されているので、是非一緒に観察してみて下さい!
・モウコノウマ
モウコノウマを飼育している動物園は国内では多摩動物公園と千葉市動物公園となっており、多摩動物公園を訪れたら見ておきたい動物の1匹です!
綺麗な体色をしているウマになります!
神奈川県のズーラシアでは国内唯一のモウコノロバという種類を展示しています。
綺麗な色をした馬になります!
頭の上の毛がツンツンしているのが特徴になります。
・ナベコウ
多くいる多摩動物公園のみで展示されている鳥の中から私が一番おすすめしたいのはナベコウという種類の鳥になります。
他の多摩動物公園でのみ飼育されている種類の鳥が小型の鳥が多い中、中型の鳥で見ごたえがあります。
写真で見ると、黒と白の鳥に見えますが、実際には体の表面に光沢があり紫や緑っぽく見える不思議な鳥です!
トキ舎とウォークインバードケージの2カ所に展示されています!
アジア園では展示されている種類が多いので、他の動物では見られないような動物も多いです。
多摩動物公園を訪れた際は、他の動物園では見られない種類を意識して観察してみると面白いかもしれません。
アジア園と子供!
多摩動物公園のアジア園で赤ちゃんが生まれた実績がある動物の中からおすすめや、生まれる頻度の高い種類を紹介します!
・ユキヒョウ
来園者にも人気者のユキヒョウですが、多摩動物公園では多くの繁殖実績があります!
国内で飼育している動物園は10数か所ありますが、多くの動物園で多摩動物公園生まれのユキヒョウが展示されています!
本日12/27は休園日。今年の開園は明日だけになります。6/2生まれのユキヒョウのフク君。今日は裏の放飼場で1日すごします。元気いっぱい、フェンスの上まで登るつもりだったようだけど、落ちました、このあと。(南) pic.twitter.com/u4o6YW5DDn
— 多摩動物公園[公式] (@TamaZooPark) December 27, 2017
直近では、2017年に赤ちゃんが生まれています!
・レッサーパンダ
どこの動物園でも人気者のレッサーパンダですが、多摩動物公園では多く飼育されており、頻繁に子供が生まれています!
「んダヨ! 寝てんだよーっ! おかぁーさーん、」
6月27日生まれ。レッサーパンダ舎前でライブ映像絶賛公開中!
Do~n't miss it !!
交通機関の運行状況にご注意ください。#世界一かわいいばんざい pic.twitter.com/PFgGtsCf6b— 多摩動物公園[公式] (@TamaZooPark) July 18, 2019
3年に2度くらいの頻度で赤ちゃんが生まれているようです!
・アムールトラ
タイミングが合えば、アムールトラのような大型の肉食獣の子どもも見ることができます!
生後33日目のアムールトラの仔ショウヘイの今朝の体重は、4850ℊでした。人の指しゃぶりのような行動が時々みられます。お母さんがいなくてさみしいのでしょうか。(AH) pic.twitter.com/OeMw4ZBINs
— 多摩動物公園[公式] (@TamaZooPark) March 3, 2019
肉食獣でも小さい時は可愛いですね!
今回は多摩動物公園のアジア園について紹介していきました!
アジア園は多摩動物公園の中でも多くの種類が展示されているエリアで珍しい種類や魅力的な種類も多く展示されています!
多摩動物公園での移動は坂だらけで大変ですが、アジア園も端から端まで見ていただきたいです!
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございました。