動物園・水族館爬虫類図鑑-プエーブラミルクヘビ(Lampropeltis triangulum)

プエーブラミルクヘビは毒々しい見た目をしたキングヘビ属の仲間で、日本でもペットとして飼育される事があります。

 

 

プエーブラミルクヘビについて!

プエーブラミルクヘビは体長1m近くにまで成長する有隣目ナミヘビ科キングヘビ属のヘビです。

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プエーブラミルクヘビは赤褐色・黒色・クリーム色の縞模様という毒々しい見た目をしたヘビです。

毒々しい見た目をしていますが、無毒です。(猛毒を持つサンゴヘビの仲間に擬態していると考えらえています。)

食性は肉食でネズミや鳥類、爬虫類、両生類等を捕食しています。

 

和名 プエーブラミルクヘビ
学名 Lampropeltis triangulum campbelli
英名 Pueblan milk snake
有隣目(Squamata)
ナミヘビ科(Colubridae)
キングヘビ属(Lampropeltis)
分布

メキシコのプエブラ州南部、オアハカ州北部

モレロス州東部

生息環境 森林、草原

プエーブラミルクヘビはメキシコのプエブラ州南部、オアハカ州北部、モレロス州東部のメキシコ南部の一部に分布しています。

森林や草原、農耕地に生息しており、餌となるネズミが多くいる牛舎で多く見られた事から牛乳を目当てに集まったと勘違いされた事から「ミルクヘビ」と呼ばれています。

ミルクヘビには複数の亜種がいますが、本種が最もペットとして一般的な種類で、温和な性格で噛みつく事は稀です。

日本でもペットとして飼育される事があります。

プエーブラミルクヘビを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

プエーブラミルクヘビを展示しているJAZA加入の施設は3ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

プエーブラミルクヘビと登別ニクス

登別ニクスでは陸族館にてプエーブラミルクヘビを展示しています。

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登別ニクスでは上のようにやや曇りのあるケースでプエーブラミルクヘビを展示しています。

陸族館ではプエーブラミルクヘビの他にボールニシキヘビ、コーンスネーク(アカダイショウ)、ヒイロニシキヘビ、オオアナコンダを展示しています。

プエーブラミルクヘビを展示している施設の一覧

プエーブラミルクヘビを展示しているJAZA加入の施設は3ヵ所です。

登別ニクス かみね動物園 姫路セントラルパーク

 

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動物園・水族館爬虫類図鑑-シマヘビ(Elaphe quadrivirgata)

シマヘビは体にある縦縞模様が名前の由来になっているヘビの仲間で、ペットとして飼育される事があります。

黒化個体はカラスヘビと呼ばれています。

 

 

シマヘビについて!

シマヘビは体長1.5m以上に成長する有隣目ナミヘビ科ナメラ属のヘビです。

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シマヘビは茶褐色の体色をしており、4本の黒色の縦縞模様があります。

種小名の「quadrivirgata」は四つの縞という意味で、この縞模様が由来となっています。

 

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上の写真のような黒化個体も存在し、カラスヘビと呼ばれています。

食性は肉食で小型の哺乳類、小型鳥類、爬虫類、両生類など幅広く捕食しており、特に両生類を好みます。

 

和名 シマヘビ
学名 Elaphe quadrivirgata
英名 Japanese striped snake
有隣目(Squamata)
ナミヘビ科(Colubridae)
ナメラ属(Elaphe)
分布 日本固有種
生息環境 河川敷、森林、草原

シマヘビは北海道、本州、四国、九州、大隅諸島に分布している日本固有種です。

河川敷に多く見られ、森林や草原でも見られます。

アオダイショウが樹上性が強いのに比べ、シマヘビは地上にいる事が多いです。

個体によって色彩の変化が大きく、ペットとして飼育される事もあります。

食料として利用されていた時代もあるようです。(アオダイショウよりも味の評価が良いようです。)

シマヘビを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

シマヘビを展示しているJAZA加入の施設は23ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

シマヘビと千歳水族館

千歳水族館では学習ゾーンにてシマヘビを展示しています。

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千歳水族館ではカラスヘビと呼ばれるシマヘビの黒化個体が展示されており、綺麗なケースで展示されているので観察しやすいです。

この水槽の隣では青みが強い綺麗なアオダイショウが展示されていました。

シマヘビと東山動物園

東山動物園では自然動物館にてシマヘビを展示しています。

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東山動物園では上のようにノーマルの個体が展示されており、綺麗な個体を見ることができます。

この近くではアオダイショウ、アカダイショウ(コーンスネーク)、キイロネズミヘビなどのナミヘビ科のヘビを展示しています。

シマヘビを展示している施設の一覧

シマヘビを展示しているJAZA加入の施設は23ヵ所です。

円山動物園 千歳水族館 八木山動物公園
福島海洋科学館 かみね動物園 大宮公園
大崎公園子供動物園 狭山智光動物園 大島公園
野毛山動物園 横浜金沢動物園 いしかわ動物園
日本平動物園 東山動物園 碧南水族館
京都動物園 須磨水族園 姫路水族館
とべ動物園 高地アニマルランド 到津の森公園
熊本市動植物園 フェニックス動物園  

 

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動物園・水族館爬虫類図鑑-キイロネズミヘビ(Pantherophis obsoletus qudrivittata)

キイロネズミヘビはアメリカ合衆国の南東部に分布しているヘビで、ペットとして飼育される事があります。

 

 

キイロネズミヘビについて!

キイロネズミヘビは体長2mにまで成長する有隣目ナミヘビ科Pantherophis属のヘビです。

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キイロネズミヘビは黄褐色の体色をしており、体側に4本の薄い暗色の縦縞模様があります。

樹上性の強い種類で、木の上にいる事が多いです。

食性は肉食でげっ歯類、爬虫類、両生類、鳥類などを捕食しています。

 

和名 キイロネズミヘビ
学名 Pantherophis obsoletus qudrivittata
英名 Yellow rat snake
有隣目(Squamata)
ナミヘビ科(Colubridae)
Pantherophis属(Pantherophis)
分布 アメリカ合衆国南東部
生息環境

広葉樹林、森林

キイロネズミヘビはアメリカ合衆国の南西部に生息しています。

森林や農地などに生息しており、人里に近い環境にも生息してるため人家の屋根裏などに住み着く事もあります。

大人しい性格をしており、ペットとして飼育される事があります。

キイロネズミヘビを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

ネズミヘビを展示しているJAZA加入の施設は3ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

キイロネズミヘビと東山動物園

東山動物園では自然動物館にてキイロネズミヘビを展示しています。

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自然動物館では上のように大型の個体が展示されており、艶があり非常に綺麗です。 

この水槽の近くではアオダイショウ、アカダイショウ、カリフォルニアニシキヘビ、シマヘビなどのナミヘビ科のヘビが展示されています。

キイロネズミヘビを展示している施設の一覧

ネズミヘビを展示しているJAZA加入の施設は3ヵ所です。

埼玉こども動物公園 日本平動物園 東山動物園

上の表はネズミヘビをまとめて表示しているので別亜種の可能性があります。 

 

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動物園・水族館爬虫類図鑑-カリフォルニアキングヘビ(Lampropeltis getula californiae)

カリフォルニアキングヘビはペットとして人気のあるヘビで、様々な品種改良種が流通しています。

大型種ではありませんが、体長に対して締め付ける力は非常に強い事で知られています。

 

 

カリフォルニアキングヘビについて!

カリフォルニアキングヘビは最大体長1.5mにまで成長する有隣目ナミヘビ科キングヘビ属のヘビです。

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カリフォルニアキングヘビは通常、茶色の体色に白色や黒色の縞模様があります。

ペットとしての人気が高い種類で、様々な見た目をした品種改良種が数多く作出されています。

 

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食性は肉食で小型哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類を捕食しています。

カリフォルニアキングヘビは毒を持っていませんが、獲物を捕らえて締め付ける事で窒息死させてから捕食します。(締め付けて殺してから捕食するヘビは多くいますが、キングヘビは同サイズの中では最も締め付ける力が強いと言われています。)

カリフォルニアキングヘビのキングとは分布域の被るガラガラヘビも食べる事が由来となっています。(ガラガラヘビの毒への耐性を持っていますが、完全に無効にできるほどではないようです。)

 

和名 カリフォルニアキングヘビ
学名 Lampropeltis getula californiae
英名 California kingsnake
有隣目(Squamata)
ナミヘビ科(Colubridae)
キングヘビ属(Lampropeltis)
分布 アメリカ南部、メキシコ北部
生息環境 砂漠、森林、草原

カリフォルニアキングヘビはアメリカのオレゴン州、ネバダ州、ユタ州、アリゾナ州、コロラド州南西部、ニューメキシコ州とメキシコの北西部に分布しています。

亜種にフロリダキングヘビ、トウブキングヘビ、メキシカンクロキングヘビなどがいます。(アメリカ合衆国~メキシコにかけて分布しています。)

砂漠や森林、草原など幅広い環境に生息しています。

日本ではペットとして飼育される事があり、多くの品種改良種も流通しています。

カリフォルニアキングヘビを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

カリフォルニアキングヘビを展示しているJAZA加入の施設は12ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

カリフォルニアキングヘビと東山動物園

東山動物園では自然動物館にてカリフォルニアキングヘビを展示しています。

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東山動物園では上のように砂と岩でレイアウトされた水槽でカリフォルニアキングヘビを展示しています。

艶のある赤褐色の体色をしており、背面に淡色のラインが入ったコースタルストライプと呼ばれるタイプの模様をした個体が展示されていました。

カリフォルニアキングヘビを展示している施設の一覧

カリフォルニアキングヘビを展示しているJAZA加入の施設は12ヵ所です。

かみね動物園 上野動物園 足立区生物園
茶臼山動物園 日本平動物園 東山動物園
京都動物園 天王寺動物園 安佐動物公園
九十九島動植物園 長崎バイオパーク 沖縄こどもの国

 

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動物園・水族館爬虫類図鑑-アオダイショウ(Elaphe climacophora)

アオダイショウは都市部でも多く見られるヘビで、本州に分布しているヘビの中では最大種です。

品種改良種などがペットとして飼育される事があります。

 

 

アオダイショウについて!

アオダイショウは体長2m近くにまで成長する有隣目ナミヘビ科ナメラ属のヘビです。

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アオダイショウは茶褐色や緑褐色の体色をしており、体色は個体差が大きいです。

背面には数本の不明瞭の縦縞模様が入っていますが、見られない個体もいます。 

 

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個体によっては上のように青みが強い個体もおり、これが名前の由来になっています。(脱皮直後も青みが強くなるようです。)

北海道の個体は青みが強い個体が多く、特に国後島の個体は青っぽい個体が多い事で有名です。

幼体には灰色の体色をしており、茶褐色の縞模様があります。

これはマムシの外見に似ており、猛毒を持つマムシに擬態する事で身を守っていると考えられています。

 

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体長に対して頭部は小さく、丸いつぶらな瞳をしています。

食性は肉食で鳥類や鳥類の卵や小型哺乳類を捕食しています。小型の個体はカエルやトカゲを食べています。

 

和名 アオダイショウ
学名 Elaphe climacophora
英名 Japanese Rat Snake
有隣目(Squamata)
ナミヘビ科(Colubridae)
ナメラ属(Elaphe)
分布 日本固有種
生息環境 平地、森林

アオダイショウは北海道、本州、四国、九州などの日本各地に分布している日本固有種です。 

平地や森林、農地などに生息しており、樹上性が強い種類です。

人の生活圏の近くに多く生息しており、人の少ない深山などでは少ないです。(腹盤に強いキールがあり、垂直に上る事ができるため、コンクリートの壁も登る事ができます。)

ペットとして飼育される事もあり、アルビノや国後島の個体が青味が強い事から人気があります。

山口県の岩国市周辺では白化個体が多く、信仰の対象となっているため、白化個体が固定されたためだと考えられています。

この個体群は1924年に国の天然記念物に指定されています。

アオダイショウを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

アオダイショウを展示しているJAZA加入の施設は44ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

アオダイショウと千歳水族館

千歳水族館では学習ゾーンにてアオダイショウを展示しています。

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千歳水族館では上のように綺麗な水槽で艶のある個体が展示されており、非常に観察しやすい水槽でした。

隣の水槽ではカラスヘビ(シマヘビの黒化個体)も展示されていました。

アオダイショウと足立区生物園

足立区生物園では「あだちの生きもの観察室」にてアオダイショウを展示しています。

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足立区生物園では木でレイアウトされた水槽でアオダイショウを展示しており、木に絡みついている姿を見ることができます。

アオダイショウは木登りが得意なヘビで、木の上にある鳥の巣を襲い卵や雛を食べる事があります。

足立区生物園ではアオダイショウの他にベーレンニシキヘビ、ミドリニシキヘビ、ビルマニシキヘビ、ボールニシキヘビなどを飼育しています。

アオダイショウを展示している施設の一覧

アオダイショウを展示しているJAZA加入の施設は44ヵ所です。

円山動物園 旭山動物園 おびひろ動物園
登別ニクス 千歳水族館 大森山動物園
盛岡市動物公園 八木山動物公園 福島海洋科学館
那須サファリ かみね動物園 大崎公園子供動物園
埼玉こども動物公園 多摩動物公園 井の頭自然文化園
大島公園 江戸川区自然動物園 足立区生物園
千葉市動物公園 野毛山動物園 横浜金沢動物園
しながわ水族館 遊亀公園動物園 富山ファミリーパーク
いしかわ動物園 富士サファリ 日本平動物園
東山動物園 富士水族館 碧南水族館
京都動物園 天王寺動物園 須磨水族園
姫路水族館 とべ動物園 高知アニマルランド
安佐動物公園 しまね海洋館 おさかな館
到津の森公園 熊本市動植物園 フェニックス動物園
平川動物公園 沖縄こどもの国  

 

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動物園・水族館爬虫類図鑑-ニホンマムシ(Gloydius blomhoffii)

ニホンマムシは日本各地に分布している毒蛇で、ハブよりも強い毒性を持ちます。(体が小さいため、注入量が少ないです。)

滋養強壮や漢方などの目的で使用されることもあります。

 

 

 

ニホンマムシについて!

ニホンマムシは体長60cm程度にまで成長する有隣目クサリヘビ科マムシ属のヘビです。

北海道に分布する個体は大型の個体が多く、1m近くにまで成長する個体も多いようです。

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ニホンマムシは茶褐色の体色をしており、薄茶色の縞模様があります。

胴体は体長に対して太く、頭部は三角形をしています。

食性は肉食でネズミなどの小型哺乳類、小型鳥類、トカゲなどの爬虫類、両生類、魚類などを捕食しています。

 

和名 ニホンマムシ
学名 Gloydius blomhoffii
英名 Mamushi
有隣目(Squamata)
クサリヘビ科(Viperidae)
マムシ属(Gloydius)
分布 日本
生息環境 平地、森林、藪

ニホンマムシは北海道・本州・九州に分布しています。

低地や森林、藪の水場の近くで多く見られ、水田などでも見られます。

毒性はハブよりも強いですが、体が小さく噛まれた際に注入される毒量は多くありません。

噛まれた際には6時間以内に血清の投与が推奨されています。

クサリヘビ科単位で特定動物に指定されており、2020年には愛玩目的での飼育が禁止されています。

マムシは漢方薬や滋養強壮などに利用され、栄養ドリンクなどの原料とされることもあります。

ニホンマムシを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

ニホンマムシを展示しているJAZA加入の施設は6ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

ニホンマムシと旭山動物園

旭山動物園では両生類・は虫類舎にてニホンマムシを展示しています。

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旭山動物園では上のように岩でレイアウトされた水槽でニホンマムシを展示していました。

両生類・は虫類館では主に日本に生息している爬虫類・両生類を展示しています。

ニホンマムシを展示している施設の一覧

ニホンマムシを展示しているJAZA加入の施設は6ヵ所です。

円山動物園 上野動物園 鳥羽水族館
高知アニマルランド 安佐動物公園 到津の森公園

日本各地に分布しているヘビですが、展示している施設は少ないです。 

 

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動物園・水族館爬虫類図鑑-ニシアフリカコガタワニ(Osteolaemus tetraspis tetraspis)

ニシアフリカコガタワニは名前の通り、体長2m程度の小型のワニの仲間です。

日本では上野動物園で繁殖に成功しており、孵化した幼体が展示されている事もあります。

 

 

ニシアフリカコガタワニについて!

ニシアフリカコガタワニは体長2m程度にまで成長するワニ目クロコダイル科コビトワニ属のワニです。

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ニシアフリカコガタワニは黒褐色の体色をしており、口吻は短く基部の1~1.5倍ほどです。

後方の歯は球状をしており、噛み砕くことに特化した形状をしています。

クロコダイル科にしては温和な性格をしています。

 

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上の個体は幼体で、成体とは違い下顎や腹側が黄淡色で、黒色の斑点があります。(成長につれて黒褐色になります。)

食性は肉食で魚類、貝類、甲殻類等を捕食しています。

 

和名 ニシアフリカコガタワニ
学名 Osteolaemus tetraspis tetraspis
英名 West African dwarf crocodile
ワニ目(Crocodilia)
クロコダイル科(Crocodylidae)
コビトワニ属(Osteolaemus)
分布 アフリカ大陸中部の西側
生息環境 熱帯雨林

ニシアフリカコガタワニはコンゴ共和国、中央アフリカ、カメルーン、カボン、コンゴ共和国、ナイジェリア、ベナン、ガーナ、コートジボワール、セネガルなどのアフリカ大陸中部の西側に分布しています。

コンゴ民主共和国には亜種のコンゴコビトワニが分布しています。

陸棲が強い種類で、熱帯雨林内の渓流などで見られます。

生息環境の開発や食用とするために狩猟された事により生息数は減少しています。

かつては日本でもペットとして流通することがありましたが、現在ではほとんど流通していません。

ニシアフリカコガタワニを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

ニシアフリカコガタワニを展示しているJAZA加入の施設は9ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

ニシアフリカコガタワニと上野動物園

上野動物園では両生類爬虫類館にてニシアフリカコガタワニを展示しています。

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上野動物園では複数の個体を飼育しており、繁殖にも成功している施設です。

繁殖に成功した際は幼体も展示されているため、是非訪れてみてください。

上野動物園ではニシアフリカコガタワニの他にイリエワニとガビアルモドキを展示しています。

ニシアフリカコガタワニと東山動物園

東山動物園では自然動物館にてニシアフリカコガタワニを展示しています。

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自然動物館の室内のガラスケース内で展示しており、ガラスも綺麗で観察しやすい展示となっていました。

東山動物園ではナイルワニ、アメリカアリゲーター、インドガビアル、ガビアルモドキの5種のワニを展示しています。

ワニの他にも爬虫類の展示が充実した施設で、珍しい種類も多く展示されています。

ニシアフリカコガタワニを展示している施設の一覧

ニシアフリカコガタワニを展示しているJAZA加入の施設は9ヵ所です。

上野動物園 野毛山動物園 東山動物園
京都動物園 王子動物園 とくしま動物園
高地アニマルランド 安佐動物公園 徳山動物園

 

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動物園・水族館爬虫類図鑑-ナイルワニ(Crocodylus niloticus)

ナイルワニはアフリカ大陸に広く分布しているワニの仲間で、5m以上に成長する大型種です。

ワニの中でも非常に好戦的な性格をしており、毎年数百人の犠牲者がいると言われています。

日本では熱川バナナワニ園と東山動物園で展示されています。

 

 

ナイルワニについて!

ナイルワニは体長5m以上に成長するワニ目クロコダイル科クロコダイル属のワニです。

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ナイルワニは緑褐色、茶褐色の体色をしており、暗色の薄い縞模様や斑点が入ります。

幼体は成体よりも明瞭な黒色の縞模様が体から尾まで入ります。

 

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他のワニと同じように非常に強力な顎の力を持っており、一度噛みつくと抜け出す事が難しい形状をしています。(その反面、口を開ける力は非常に弱く、人間の力でも口を閉じたままにする事ができます。)

これは噛みついた獲物を水中に抑え込んで溺死させるためです。

食性は肉食で魚類を主食として、大型の哺乳類、爬虫類、鳥類なども捕食します。

 

和名 ナイルワニ
学名 Crocodylus niloticus
英名 Nile crocodile
ワニ目(Crocodilia)
クロコダイル科(Crocodylidae)
クロコダイル属(Crocodylus)
分布 アフリカ大陸中部、マダガスカル島西部
生息環境 河川、湖

ナイルワニはサハラ砂漠と南部を除くアフリカ大陸とマダガスカル島の西部に分布しています。

分布域が広く、6亜種に分ける説もあります。

河川、湖を中心に生息していますが、河口など汽水域で見られる事もあります。

雨期に土手から数mの距離の場所に穴を掘って産卵し、産卵から孵化まで約3ヵ月かかります。

メスは産卵した卵を約3ヵ月間保護し、最大で2年間保護する事があります。

生息環境の破壊、皮を目的とした乱獲などにより生息数が減少しています。

ナイルワニを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

ナイルワニを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

ナイルワニと東山動物園

東山動物園では自然動物館にてナイルワニを展示しています。

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東山動物園では2匹のナイルワニが展示されており、オスとメスの個体を見ることができます。

執筆時点では日曜日の13:30にナイルワニに給餌する様子を見ることができます。

東山動物園ではインドガビアル、アメリカアリゲーター(ミシシッピワニ)、ニシアフリカコガタワニ、ヨウスコウワニの4種類のワニが展示されています。

ナイルワニを展示している施設の一覧

ナイルワニを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。

熱川バナナワニ園 東山動物園  

 

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動物園・水族館爬虫類図鑑-ガビアルモドキ(Tomistoma schlegelii)

ガビアルモドキはガビアルのように細長い口吻が特徴のワニで、マレーシアやボルネオ島、スマトラ島に分布しています。 

マレーシアに分布し、ガビアルに似ている事から「マレーガビアル」と呼ばれる事もあります。

 

 

ガビアルモドキについて!

ガビアルモドキは体長5m程度にまで成長するワニ目クロコダイル科マレーガビアル属のワニです。

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ガビアルモドキは暗赤褐色の体色をしており、小型の個体は上の写真のように黒色の縞模様が体から尾まで入っています。

ガビアル科のように細長い口吻をしていますが、ガビアル科ではなくクロコダイル科に分類されている事からガビアルモドキと呼ばれています。

英名の「False gharial 」(偽物のガビアル)も同じ由来となっています。

 

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ガビアルモドキの口は閉じていても上顎、下顎の鋭い歯が見えています。

細長い形状をしているのは主食となる魚類を捕える際の抵抗を減らすためだと考えられています。

食性は肉食で魚類を主食とし、哺乳類、鳥、爬虫類等も捕食しています。

 

和名 ガビアルモドキ
学名 Tomistoma schlegelii
英名 False gharial
ワニ目(Crocodilia)
クロコダイル科(Crocodylidae)
マレーガビアル属(Tomistoma)
分布 スマトラ島、ボルネオ島、マレーシア
生息環境 河川、湖沼

マレーガビアルはスマトラ島、ボルネオ島、マレーシアに分布しています。タイ、ベトナム、シンガポールにも分布していましたが、それらに分布していた個体群は絶滅したと考えられています。

河川や湖沼に生息しており、 特に沼地や湖に多いようです。

他のワニと同じように巣を作って10~35程度の卵を産卵します。

ガビアルモドキが産卵する卵の大きさは現存するワニの中でも最大クラスだと言われています。(現地では食用として利用されているようです)

皮や肉を利用するための狩猟や生息環境の開発により生息数は減少しています。

ガビアルモドキを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

ガビアルモドキを展示しているJAZA加入の施設は5ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

ガビアルモドキと円山動物園

円山動物園では爬虫類・両生類館にてガビアルモドキを展示しています。

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上のように暗い水槽の中でガビアルモドキを展示しているため、ガラス面近くにいない場合はやや観察しにくいです。

ガラス面のすぐ側に居る事も多く、水槽も2つあるため動いている姿を見ることができる機会も多いかもしれません。

爬虫類・両生類館ではガビアルモドキの他にヨウスコウワニが展示されています。

ガビアルモドキと上野動物園

上野動物園では両生類爬虫類館にてガビアルモドキを展示しています。

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上野動物園では上のように同じケース内で複数の個体が展示されています。

展示されている個体は大きくありませんが、上から覗く事もできるのでガビアルモドキを直接見ることができます。

両生類爬虫類館ではガビアルモドキの他にニシアフリカコガタワニとイリエワンが展示されています。

ガビアルモドキを展示している施設の一覧

ガビアルモドキを展示しているJAZA加入の施設は5ヵ所です。

円山動物園 上野動物園 熱川バナナワニ園
とべ動物園 沖縄こどもの国  

本物のガビアル科であるインドガビアルはJAZA加入の施設のうち2ヵ所で展示されています。 

 

ここまで

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動物園・水族館爬虫類図鑑-ヨウスコウワニ(Alligator sinensis)

ヨウスコウワニはユーラシア大陸に分布している唯一のアリゲーター科のワニです。

ヨウスコウアリゲーターと呼ばれることもあります。

ワニにしては小型で温和な事から、日本ではペットとして飼育される事もあります。

 

 

ヨウスコウワニについて!

ヨウスコウワニは全長2m近くにまで成長するワニ目アリゲーター科アリゲーター属のワニです。

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ヨウスコウワニは背面は黒褐色で、薄く淡色の縞模様が入っています。(縞模様は幼体では顕著で、生体になると薄くなり消失する個体も多いです。)

地下に大きな巣穴を掘り、冬になると巣穴の中で冬眠します。(繁殖させるためには冬眠させる事が条件だとされていましたが、札幌円山動物園では冬眠させずに繁殖に成功しています。)

 

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ヨウスコウワニは短い口吻を持っており、貝類を主食としているためか、口角が切れ上がり噛み砕くことに特化した形状をしています。

口を閉じていても上顎の歯が見えています。

食性は肉食で貝類を主食とし、魚類や鳥類も捕食しています。

 

和名 ヨウスコウワニ
学名 Alligator sinensis
英名 Chinese alligator
ワニ目(Crocodilia)
アリゲーター科(Alligatoridae)
アリゲーター属(Alligator)
分布 長江の下流
生息環境 河川、沼地、池

ヨウスコウワニは長江の下流域に分布しています。

生息環境の開発や食用としての乱獲、駆除などにより生息数は激減しており、1960年頃には野生個体が50頭程度だったと考えられています。

温和な性格をしており、人を襲った記録はないとされています。

その後は施設での繁殖や保護区を設定する事で野生下でも200頭前後まで個体数を回復しています。(保護区内で人工的に繁殖にしたのは1万5000頭を超えています。)

稀に日本でペットとして流通することがあり、小型で温和な事からワニの中では飼育しやすいようです。

ヨウスコウワニを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

ヨウスコウワニを展示しているJAZA加入の施設は10ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

ヨウスコウワニと札幌円山動物園

札幌円山動物園では爬虫類・両生類館にてヨウスコウワニを展示しています。

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札幌円山動物園では複数の個体が展示されており、仲良く寄り添っていました。

2001年には日本国内で初めてヨウスコウワニの繁殖に成功しています。(16頭の赤ちゃんが生まれたようです。)

ヨウスコウワニの他にガビアルモドキというワニの仲間が展示されていました。

ヨウスコウワニを展示している施設の一覧

ヨウスコウワニを展示しているJAZA加入の施設は10ヵ所です。

円山動物園 宇都宮動物園 埼玉こども動物公園
市原ぞうの国 野毛山動物園 熱川バナナワニ園
豊橋動物園 東山動物園 天王寺動物園
王子動物園    

 

ここまで

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