ズーラシアの中央アジアの高地にはテングザル、チベットモンキー、ドール、モウコノロバという4種類の動物が展示されています。
展示種類は少ないですが、展示されている動物の全てが他の動物園では見られないorほとんど見られない種類となっているレアな動物となっています!
特に特徴的な鼻を持つテングザルは必見です!
ズーラシアのアジアの高原の場所は??
ズーラシアの中央アジアの高地はオーストラリアの草原と日本の山里の間にあります!
また、アマゾンセンターという休憩所からショートカットで来ることもできます!
詳しい位置は下の画像の赤枠で囲んだ部分になります。
隣に展示されているセスジキノボリカンガルーがズーラシアでしか飼育されていない事で有名ですが、アジアの高原に展示されている動物の多くもズーラシアでしか見られません!
大きな鼻が特徴のテングザル!
中央アジアの高地に展示されている動物のトップバッターはテングザルです!
ズーラシアでしか見ることができないサルですが、世間的にも知名度は意外と高いのでは?と思います。
外側の檻越しに見ることができる場所とガラス越しに見ることができる場所の2カ所があります。
ガラス越しだと反射してしまったので、外から見ていました!
テングザルは手がマジシャンがするような白い手袋のようになっています!
小屋の中や一番遠い場所にいることが多かったのですが、粘っているとこちらまで歩いてきてくれました!
鼻だけではなく、腕もビニールに包まれているような感じがして不思議です!
テングザルの名前の由来になっている鼻ですが、み大きくなるのは成熟したオスのみになります!
フサフサな毛皮のサル!チベットモンキー!
名前からしてチベットに住んでいることが分かる、チベットモンキーを紹介していきます!
チベットは東南部でも平均気温が8℃という寒い地域になります。
そんな寒い地域に住んでいるためか、毛量が多いサルになります!ヒゲも立派です。
エサの木の葉っぱをモグモグと食べていました! 手先は器用で葉っぱをむしって食べています。
後姿はこんな感じになります。
チベットモンキーはズーラシアの他では日本モンキーセンターでしか観察できません。
オオカミ?犬?ドールについて!
小型のオオカミのような見た目のドールについて紹介していきます!
体長は最大で1m超えくらいで、体重は20kg近くまでになります。
オオカミよりも小さいですが、見た目はオオカミに似ているためか、アカオオカミと呼ばれることもあります。
インド~朝鮮半島からインドネシアなどの東南アジアの島々に生息しています。
ドールも他の動物園では見ることができない動物になります。
この姿を見ると、犬みたいですよね!
しかし、群れになるとトラやヒョウから獲物を横取りすることもあるようです…
アジアのハイエナポジションなのでしょうか…?
よく見るとやっぱり、オオカミみたいな見た目に見えなくもないですよね…
ズーラシアでは3頭が飼育されています!
国内にいる最後のモウコロバ!
中央アジアの高地の最後の動物はモウコノロバについてです!
多摩動物公園と千葉市動物公園では、モウコノウマという種類が飼育されています。
日本国内にいる唯一のモウコノロバになります。
モウコノロバは自然下では絶滅しており、主に中国にいる飼育個体のみとなっています。
ぱっと見の見た目は完全にモウコノウマと一緒にしか見えません!
比較るために、多摩動物公園で撮影したモウコノウマと並べてみてみたいとお思います!
左側がモウコノロバ、右側がモウコノウマ(多摩動物公園にて撮影)
こうやって並べてみると色々と違う部分があることが分かります!
特に大きな違いとしては2点になります。
①耳の大きさ
②尻尾の毛
①はロバの耳はウサギのような耳の形になっています。ロバは兎馬とも言いますしね…
②は尻尾の作りです! ロバの尻尾は先端にしか毛が無いのに比べ、馬の尻尾は全体が毛になっています!
この2点を見れば、ウマとロバを見分けることができますね!
あまり知られていませんが、中央アジアの高地に展示されている動物達も他の動物園では見られない種類がほとんどになります!
テングザル以外にも魅力的な動物達が展示されているので、是非見ていってください!
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。そのため、