今回紹介する多摩動物公園の施設はフライングケージです!
網で囲われたドーム状の施設の中には猛禽類が多く飼育・展示されています。
フライングケージの場所は??
フライングケージの場所は下の画像の赤枠で囲んだ部分になっています。
結構大型の施設で、いろんな角度からワシやコンドルを観察することができます!
近くにはトナカイやイヌワシ、フクロウが展示されているスペースがあります。
大型の猛禽類が複数種類展示されているレアなスポットなので、じっくり観察したいです!
フライングケージに展示されている種類紹介!
フライングケージに展示されている種類は
オオワシ、イヌワシ、オジロワシ、ダルマワシ、ヒメコンドル
の5種類になります!
・オオワシ
日本国内で見られる最大の猛禽類で、茶色い羽に白の模様が入っているので、他の種類とはすぐに見分けが付きます!
見た目が格好良いので、是非ケージの中から見つけて頂きたいです!
地位が高いのか良いポジションにいることが多いです!
個人的には展示されている5種類の中で最も好きな種類になります!
オオワシは日本国内でも見ることができ(北海道の北側のみ)るワシの仲間で最も大きくなる種類になります。
・ニホンイヌワシ
イヌワシは茶色の毛のワシになります!
ケージ内で最も多く見られる種類になります。
先ほどのオオワシと違い、茶色一色のワシになります!
ワシと言われてイメージするワシという感じがします!
ニホンイヌワシは国内の野生下では500羽程度しかおらず、生息数は減少傾向にあるようです。
ニホンイヌワシを飼育している動物園は6カ所となります。
・オジロワシ
イヌワシに比べると展示されている数は少なかったです!
オジロワシは名前の通り、尻尾の方が白いワシになります。(右下の個体)
上の写真のように尻尾が白いので判断することができます。
毎年、越冬するために北海道に飛来するようです。
その数1,500羽以上とも言われています。
・ダルマワシ
ダルマワシは多摩動物園を含めて6カ所の動物園で飼育されている種類になります。
アフリカ大陸の南の方に生息しており、哺乳類から鳥類、動物の死体や虫、動物の卵など様々なものを食べて生活しているようです。
写真の左上のちょっとカラフルな鳥がダルマワシになります!
多摩動物公園では良く見える写真が撮れなかったので、上野動物園で撮影した写真を載せておきます。
上野動物園で撮影したダルマワシがこちらです!ワシにしては、カラフルな色合いをしています!
クチバシだけオレンジっぽいのが可愛いですよね!
個人的にはかなり好きな種類になります!
・ヒメコンドル
ヒメコンドルはケージ内で見つけることができませんでした…
大きなケージなので死角になっている場所も多いためだと思います!
北アメリカ~南アメリカに生息しているコンドルです。
動物の死体を主食としており、10数キロ離れた所の匂いに反応するほど嗅覚が優れているのだとか…!
ヒメコンドルを飼育している動物園(日本動物園水族館協会加入施設のみ)は多摩動物公園を含めて5施設となります。
フライングケージでは、猛禽類のコミュニケーションも観察することができます!
また、ベンチが設置されている部分の上にケージの一部が張り出している所があり、ワシを下から見ることもできます!
このように、何匹もワシが真上にいるのを観察することができます!
ワシの真下に行くとフンが落ちてくる可能性があるので注意してください!
スズメバチに追いかけられ時間をかけて観察することができなかったので、次回訪れた際には、もっとじっくり観察したいです!
あと、秋に行く際はスズメバチに注意してください…刺されるかと思いました…
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。