今回は私が訪れた事がある水族館の中からサケを観察するのにオススメの水族館をランキングで紹介していきます!!(道南のアクセスしやすい水族館を中心に訪れているので、道北の水族館はランキングに入れずに施設紹介という形でランキングの後に紹介を行っています!)
サケを見るのにオススメなのがサケが川を遡上する秋のシーズンで、遡上するサケを見ることができたり、親サケを季節限定で展示している施設もあります!!!(季節限定の情報については公式HPやSNS等で確認してみてください!)
訪れた事がない水族館についても分かる限り飼育種類等を調べて紹介しているのでソチラも是非チェックしてみてください!
ちなみにですが、遡上してくる親サケや遡上してくるサケの様子を見ることができる水族館もあるため、サケの遡上シーズンである秋に訪れるのがオススメです!!
目次
千歳水族館のサケの展示について
千歳水族館は「北海道の空の玄関」と呼ばれている新千歳空港からもアクセスの良い水族館で、北海道旅行の際にも訪れやすい施設となっています。
「サケのふるさと 千歳水族館」の名称から分かるように非常にサケの展示に力を入れている水族館で、淡水魚の展示に関しては日本でも有数の水族館となっています!
リニューアルオープンされて新しい施設なので上のように外見も非常に綺麗な施設となっています。
最初に私が訪れた9月に展示されていたサケの仲間を下に表記しています。
展示されていたサケ
アメマス、イトウ、オショロコマ、カラフトマス、ギンザケ、サケ(シロザケ)、ニジマス、ブラウントラウト、ベニザケ、ベニザケ(ヒメマス)、マスノスケ、ヤマメ
この中でもサケの遡上シーズンにのみ展示されているような種類もあるので、詳細は公式HPやSNSで確認してみてください。
上の画像の水槽は淡水魚を展示している水槽としては北海道最大の水槽で、水量は300トンもある大型の水槽です。
展示されている水槽はチョウザメやサケの仲間など大型種を中心に多くの種類が展示されています!!(私が訪れた際には5種類のチョウザメと5種類のサケの仲間が展示されていました。)
画像を見ても分かるようにシンプルの作りの水槽ですが、強い光に照らされている中を優雅に泳ぐサケ達を見ることができます!!
展示されているサケの種類も様々で、大きさも大小様々の個体を見ることができます!!
大型の個体は迫力のある見た目をしており、訪れた際は是非水槽の前でじっくりと観察してみてください!!!
先ほど紹介した大型水槽の隣には上の画像のような水槽が2つ並んでおり、右側の水槽ではサケ(シロザケ)、サクラマス(ヤマメ)の稚魚が展示されています。
左側の水槽ではサケの遡上シーズンには遡上してきた親ザケを展示していました!
左側のサケはカラフトマスと呼ばれる種類で、右側の画像が一般的にサケと呼ばれるシロザケです。 カラフトマスはオスの個体のみ、シロザケはオスとメスの個体が展示されていました。
シロザケの稚魚を展示している水族館は多くありますが、親ザケを展示している水族館は少なく、時期限定での展示となっています。
同じく時期限定でベニザケの親ザケも個体を展示していました。(展示期間は公式HPやSNSで確認してください。)
ベニザケという名前の通り紅色の綺麗な体色をした個体が展示されており、ベニザケの若魚も一緒に展示されているので比較する事ができます!!
ベニザケが名前の通りの紅色の体色になるのは婚姻色で、繁殖期だけです!
続いてのフロアには支笏湖を再現した円形の水槽を設置しており、上の画像のように水槽の周りをほとんど1周回って観察する事ができます!
水槽全体が1つの作品のような綺麗な水槽で、非常にオススメの水槽です!
この水槽で展示されているサケの仲間はアメマス、ニジマス、ベニザケ(ヒメマス)の3種類です。
左の画像のがアメマスの群れで大きな個体が群れを作って水槽の中を回遊しており、水槽の上部の方を大量のヒメマスが泳いでいました!
照明が強い水槽の中でヒメマスの銀色の体色がギラギラと反射するのが綺麗です!
千歳川ロードというエリアでもサケの仲間は展示されています。
この水槽で展示されているサケの仲間はアメマス、サクラマスです。(近くの水槽ではブラウントラウトを展示している水槽もあり)
このエリアの水槽は大きな水槽ではありませんが、上の画像のように水が綺麗で照明が強いのでサケの仲間の綺麗な体色をくっきりと観察する事ができます!!!
千歳水族館では水中観察ゾーンという隣接する千歳川の中を見ることができる窓が並んでいるエリアがあります!
天然の川の中を覗く事ができる展示となっており、上の画像のように実際に遡上してくるサケを見ることができます!!!(もちろん、自然の川を覗いているのでタイミングによりますが・・・)
サケの他にも千歳川に生息している魚を様々観察することができる非常にオススメの展示となっています!!!
下の記事では千歳水族館の水中観察ゾーンについての記事を書いているので興味がある方は是非チェックしてみてください。
千歳水族館の隣にある千歳川にはインディアン水車という遡上してきたサケを捕獲するための水車があります。
サケの遡上シーズンには実際にサケを捕獲する様子を観察する事ができるようになっており、インディアン水車近くの橋には多くの観光客が集まってインディアン水車を見ています!
水車の設置時期や稼働時期は都市によって異なるので、インディアン水車も見たい方は稼働期間や時間を確認して訪れみてください。
下の記事では千歳水族館についてまとめた記事を書いているので興味がある方は是非チェックしてみてください。
おたる水族館のサケの展示について
小樽水族館もサケの展示が充実している水族館で、淡水魚がメインの千歳水族館とは異なり海水魚の展示や海獣の展示も充実している水族館です。
冬期には一部エリアが閉鎖されるので、小樽水族館の全ての展示エリアを見たい方は事前にチェックして訪れてください。
上の画像のように北海道に生息しているレッドリストに記載されている種類を展示しているエリアがあります。
この場所でオショロコマとイトウの幼魚が展示されていました! 意外と展示している施設が少ないイトウの幼魚も見ることができます!
上の水槽では大きなイトウとワカサギの群れが展示されており、イトウは意外と物陰に隠れている事が多かったです。
私が訪れた9月には以下のようなサケの仲間が展示されていました。
展示されていたサケ
アメマス、イトウ、オショロコマ、ニジマス、ベニザケ、ヤマメ
個人的に好きな水槽が上の画像のように流れのある水槽で、アメマス、オショロコマ、サクラマスの3種類が展示されています。
流れに逆らうようにして泳ぐ魚を見ることができ、個人的にはオショロコマの魚体が綺麗でオススメです!
私が訪れた9月には千歳水族館と同じように期間限定でベニザケの親ザケを展示していました。(展示期間については公式HPやSNSを確認してください。)
おたる水族館のオホーツク海・ベーリング海水槽というドーナツ型の水槽では大型のサケの仲間が多く展示されています。
メインは大型のカレイの仲間であるオヒョウですが、その他にサケの仲間や冷たい海域に生息している魚達も展示されています!
スチールヘッド化したアメマスや大きなニジマスなど大型のサケの仲間がドーナツ型水槽を悠々と泳ぐ姿を見ることができます!
北海道らしい魚も多く展示されている水槽ですので、水槽をじっくり観察してみてください!!
サンピアザ水族館のサケの展示について
サンピアザ水族館は北海道の水族館の中でも非常にアクセスしやすい立地にある水族館で、新札幌駅と隣接した位置にあります!
駅チカで立地が良い分、北海道の他の水族館と比べると小さめですがコンパクトに様々な魚を展示している水族館です!
北海道らしい魚・甲殻類も展示されており、サケの仲間も展示されていたので紹介していきます!
入館して最初の水槽でサケ(シロザケ)の子供達が展示されており、上のように団子になって泳いでいる姿を観察する事ができます。
私がサンピアザ水族館を訪れた際に飼育されていたサケの仲間は
展示されていたサケ
イトウ、オショロコマ、サクラマス(ヤマメ)、サケ(シロザケ)、ニジマス、ベニザケ(ヒメマス)
でした。
サンピアザ水族館は2階にも展示エリアがあり
サンピアザ水族館で生まれたサケの稚魚達が展示されている展示場があったりと2階の方はサケの仲間が多く展示されていました。
その他にも日本最大の淡水魚でもあるイトウ、ニジマスやサクラマスなども見ることができます!!
2階に設置されているサケが展示されている水槽に関してはサクラマスが展示されている水族館以外はやや暗めなのは少し残念ですが、イトウを近くで見ることができるのが特にオススメポイントです!
サンピアザ水族館は意外と多くのサケの種類を展示しており、ペンギン、カワウソ、アザラシとアクセスの良い場所にある水族館で様々な動物を見ることができます!
展示されているサケの種類は淡水に生息している種類・型が多かったので、海から遡上してくるようなTHE・サケを見たい方は千歳水族館や小樽水族館などの方がオススメです!
登別マリンパークのサケの展示について
登別マリンパークニクスは北海道内でも最もカップル受けしそうな水族館で、デンマークにあるイーエスコウ城をモデルに作られた巨大なニクス城がある水族館です!!
登別マリンパークニクスではほとんどサケの仲間を展示しておらず、私が訪れた際は上のような水槽でサケ(シロザケ)の稚魚が展示されているだけでした。
展示されていたサケ
サケ(シロザケ)
サケの展示は少ないですが、北海道らしい魚から南国のカラフルな魚まで幅広い魚を見ることができる水族館となっています!
また、北海道の水族館の中で唯一トンネル水槽を設置している水族館でもあります!(寒流と暖流の2本のトンネル水槽があります!)
訪れた事がないけどサケの展示が充実している水族館
北海道でも私が訪れた事のない水族館があり、それらの水族館でも充実したサケの仲間の展示を行っている施設があります!
今回はそれらの施設の中から3施設をピックアップして紹介していきます。
北の大地水族館のサケの展示について
北の大地水族館は北海道の北見市にある水族館で、北海道の北の方にあり他の水族館とは離れた場所にあります。
アクセスの面では結構不便な場所にありますが、SNSでも人気でサケの展示も充実している水族館です!!
期間限定で婚姻色のイトウを展示しているなど非常にユニークな展示を行っている水族館でもあります!
SNSなどで確認した感じだと下記のような種類が飼育されているようです。
展示されていたサケ
アメマス、イトウ、オショロコマ、サケ(シロザケ)、ニジマス、ブラントラウト、ベニザケ(ヒメマス)、ヤマメ
特に巨大なイトウが多く泳ぐ水槽は迫力があり、大型のイトウを多く展示している水族館としても有名です!
綺麗な水槽やユニークな作りの水槽も多い魅力的な水族館で、興味がある方は是非チェックしてみてください。
下は公式HPのURLとなっています。
ノシャップ寒流水族館のサケの展示について
ノシャップ寒流水族館は日本で100番に開館された水族館で、日本の最北端にある水族館としても知られています。(展示種類数120種、展示数1,300点)
以下のURLは公式HPのURLとなっています。
https://www.city.wakkanai.hokkaido.jp/suizokukan/
北の方にある水族館なので閉館している期間もあるので注意が必要です。
北海道に生息している魚を中心に展示を行っており、水量80トンの水槽ではイトウやカレイ、ホッケ、オオカミウオなどが泳いでいる姿を見ることができるようです。
サケの仲間の展示は詳しい種類は分かりませんでしたが、イトウだけ??
この他にも日本の水族館でもトップクラスの飼育頭数を誇るゴマフアザラシの展示、フンボルトペンギン、熱帯魚など北海道にゆかりのある魚以外にも展示されている水族館となっています!
日本最北端の水族館というだけあって、上の画像のように北海道の中でも北の方に位置しています!
標津サーモン科学館のサケの展示について
標津サーモン科学館は名前の通り、サケの仲間の展示に非常に力を入れている科学館です。
HPによると18種30種類以上のサケを展示しており、展示種類数は国内でもNo1のようです!(詳しい展示種類数については不明)
下記のURLは標津サーモン科学館の公式HPのURLとなっています。
http://s-salmon.com/index.html
冬期の休館期間があるため、注意して下さい。
標津サーモン科学館は北海道の東端あたりにあり、他の水族館・動物園とは離れた場所にありますが、非常に充実したサケの展示を見る事ができるので興味がある方は是非チェックしてみてください。
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。