円山動物園のモンキーハウスは1984年に完成した施設で、熱帯域に生息しているサルの仲間を展示しており、珍しい種類も多く展示されています。
屋外は上の写真のようにケージが並んでおり、屋内にはガラス張りの別の展示場があります。(屋外にいるか屋内にいるかは気分次第?)
旭山動物園のモンキーハウスについて
円山動物園のモンキーハウスは屋外と屋内の展示場があり、雨天時でもサル達を観察する事ができる作りとなっています。
野外では上のようなケージの展示場が横に並んでおり、展示場内は種類によってレイアウトが異なりますが、木の枝や棚で作られています。
多くの種類が複数で展示されており、タイミングが良いと赤ちゃんや子供も一緒に展示されています。
モンキーハウスの屋内は上のようにアクリルガラスが横に並んでおり、屋内で展示されているサル達を見ることができます。
サルが屋外の展示場にいる場合は屋内では見ることができません。
屋内ですが屋外から日光が差し込むような作りになっており、室内も明るく観察しやすいです。
屋外の展示場も屋外と変わらず、木の枝などでレイアウトされています。
建設から時間は経過していますが、ガラスは綺麗で観察しやすい作りになっています。
展示されている種類の紹介
旭山動物園のモンキーハウスで展示されているのはダイアナモンキー、ブラッザグェノン、ドグエラヒヒ、マンドリル、ワオキツネザル、エリマキキツネザル、フサオマキザルです。
左側の画像はフサオマキザル、右側の画像はマンドリルです。
展示されている種類の中から展示している施設の少ないダイアナモンキー、ドグエラヒヒについて紹介していきます。
上の写真はダイアナモンキーで、額にある三日月形の模様から月の女神「ダイアナ」が名前の由来になっています。
アフリカ西部の森林に生息している種類で、日本動物園水族館協会加入の施設では円山動物園の他に豊橋動物園、とべ動物園、福岡市動物園でのみ飼育されています。
飼育している各園が繁殖を目指して飼育していますが、飼育頭数は減少傾向にあり、繁殖を目指して施設間で個体の移動が行われる事もあります。
上の写真はドグエラヒヒで、隣で展示されているマンドリルと同じで主に地上で生活している種類で、モンキーハウスで展示されている他の種類と比べるとがっちりとした体格をしています。
アヌビスヒヒと呼ばれる事もあり、古代エジプトのイヌの顔を持つ神「アヌビス」が由来となっています。
地上で生活している事もあり、樹上で生活する種類に比べて四足歩行に適した形状をしています。 訪れた際は他の種類との体の作りも是非観察してみてください。
今回紹介していない種類も人気の高い種類や綺麗な種類も展示されており、どの種類も複数で展示されているため、見ていても楽しい展示となっています。
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。