今回紹介する札幌円山動物園で猛禽類を展示している猛禽舎とフクロウとタカの森を紹介していきます。
円山動物園では珍しい猛禽類はあまり展示されていませんが、展示種類は多く見ごたえのある展示となっています。
大型のタカが展示されている猛禽舎を紹介!
猛禽舎は正門の近くにある展示エリアで一番初めに見る人も多いエリアです。
このエリアで展示されているのはユーラシアワシミミズク、オオワシ、ニホンイヌワシ、オジロワシが展示されています。
猛禽舎は上のような外見をしており、大型のケージが横に並んでいる作りになっています。
フクロウとタカの森にも猛禽類が展示されていますが、猛禽舎にはより大型種が展示されています。
上の写真はユーラシアワシミミズクという大型のフクロウで、ワシミミズクは日本に迷鳥として訪れた記録がある他、北海道北部で少数が繁殖活動を行っていますが、近年では北海道で毎年1ペアのみ繁殖活動を行っているようです。
ワシミミズクはフクロウの仲間では最大級の種類で、迫力のある姿を見ることができます。
日本で見られる最大の猛禽類であるオオワシも展示されており、黄色の嘴と特徴的な白色の模様が目立つ種類です。
オオワシがケージ内で羽を広げてポージングしている姿も見ることができました。
今回紹介していないオジロワシ、ニホンイヌワシは日本で見られるワシの仲間で、どれも大きな種類なので是非観察してみてください。
フクロウとタカの森の紹介!
フクロウとタカの森では猛禽類舎よりも小型の種類が展示されている場所で、シロフクロウ、エゾフクロウ、アメリカワシミミズク、トビ、ノスリが展示されています。(怪我をした野生個体が治療されるまで展示されている事もあるようです。)
トビとノスリという外見の似た種類が展示されていますが、ケージが分かれているので違いを観察する事ができます。
トビは胸部が全体的に茶色をしていますが、ノスリは胸部付近が白っぽい事で見分けることができます。(他にもトビの方が一回り大きく、トビの尾羽は中央付近が凹んでいるなどの違いがあります。)
フクロウがメインの展示エリアですが、フクロウは上手く写真が撮れなかったので写真がありません。(多くの羽数が展示されているなど変わった展示はありませんでした)
札幌円山動物園の猛禽類は珍しい種類は展示されていないものの、展示されている種類は多く、まとまった場所で展示されているので観察しやすいです。
羽を広げている姿を見ることができる種類も多く、ケージの前でゆっくりと観察している人も多かったです。
ここまで
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