広告 東京 板橋区熱帯環境館 関東

都内の温室&ミニ水族館が設置された施設 板橋区熱帯環境植物館を紹介します!

板橋区熱帯環境植物館は東京都の板橋区にある温室とミニ水族館に喫茶店を楽しむことができる施設になります。

板橋区立なので入館料も安いので気軽に訪れることができ、温室内に咲く花は季節や時間帯によっても違うので何度でも楽しめる施設になっています。

板橋区立熱帯環境植物館は大きくないので1時間もあれば1周することができます。

順路通りに進むと逆に進むことができず、1周すると出口から出てしまいますが、同日であれば入館券を見せると再度入館することができます。

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板橋区熱帯環境館の基本情報について

板橋区熱帯環境植物館は東南アジアの熱帯雨林を再現しており、潮間帯植生・熱帯低地林・集落景観の2つの植生ゾーンに分かれた温室とミニ水族館を併設している施設です。

隣には板橋区立の温水プールもあります。

・入館料

板橋区熱帯環境植物館は板橋区立のため、入館料はリーズナブルです。

大人260円
小・中学生・65歳以上130円
小学生未満無料

※土曜日・日曜日、区立小学校の夏休みは小中学生は入館無料

※団体の場合は20名以上で1名あたり50円引き

・営業時間 

営業時間は 10:00~18:00となっています。(入館は閉館の30分前まで)

休館日は毎週月曜日(月曜日が祝日・休日の場合は直後の平日が休み)と年末年始

・運営会社

板橋区熱帯環境館は以下の3社による共同運営となっています。

西武造園株式会社

株式会社横浜八景島

西武緑化管理株式会社

西武造園株式会社は様々な公園等の管理を行っており、有名な施設としては

・国営昭和記念公園

・千葉県立幕張海浜公園

などがあります。

株式会社横浜は名前の通り八景島シーパラダイスの運営会社ですが、他に多くの水族館の運営・委託管理を行っています。

・横浜・八景島シーパラダイス

・アクアパーク品川

・仙台うみの社水族館

・上越市立水族博物館(委託管理)

・羽村市動物公園(委託管理)

の運営・管理を行っています。

板橋区熱帯環境館へのアクセス

板橋区熱帯環境館の住所は「東京都板橋区高島平8丁目29-2」です。

下に地図を添付しています。

アクセス方法としては「電車」、「バス」がありますが、遠方から訪れる際は電車が一般的になると思います。

板橋区熱帯環境館には駐車場がありませんが、近くに有料駐車場があり受付に見せることで40分間は無料になりますが、それ以降は20分以降に100円が必要になるようです。

・電車の場合

電車で訪れる際は都営三田線の高島平駅が最寄り駅になり、駅から徒歩7分ほどです。

位置関係が分かりにくいので、東京駅からの場合は使用するルートにより多少変わりますが電車での移動時間は40分程度、運賃は400円前後になります。

・バスの場合

国際興業バスの 成増北口・高島平付近を走行している路線の「高島第一中学校」で下車して徒歩1分程度です。

私は都営三田線の高島平駅から徒歩で歩きましたが、初めて訪れた時に信号を含めても10分もかからずに到着しました。

遠くから訪れる場合は電車と徒歩で訪れるのが良いと思います。

板橋区熱帯環境館のミニ水族館について

板橋区熱帯環境館には温室の他にミニ水族館も併設されています。

水槽の数は10数個と多くはありませんが、展示種類は豊富で100種類以上の魚が展示されています。

水槽に展示されている種類の掲示もされているので、どんな魚かを確認しながら観察することができます。(掲示されていない種類もいましたが8割くらいは掲示されていました。)

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海水魚が展示されている水槽が9つ、淡水魚を展示している水槽は5つ設置されていました。 

海水魚水槽を紹介するコーナー!

海水魚が展示されている水槽は水質かガラスかは分かりませんが、写真を撮影するとスモークがかかったようにしか撮れない水槽が多かったです。

今回紹介するのは大型の水槽4つですが、紹介していない水槽が5つあり、クラゲ水槽(ミズクラゲ、カラージェリーフィッシュ)が2つ、汽水域水槽が2つ、円形の海水魚水槽が1つです。

そちらも非常にオススメの水槽になっています。

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小さな水族館ですがサメの仲間も展示されています。

トラザメという大人しいサメの仲間で、設備を整えれば自宅でも飼育できるような魚です。(もちろん設備費や維持費は高いですが…)

この水槽では深場に生息しているサギフエやタカアシガニ、ハシキンメ、ユメカサゴなど多くの水族館でも展示されている定番の魚達を見ることができます。

ここの水槽は目で見ても曇っているので、写真が一番撮りにくい水槽でした…

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その隣にある水槽はベラの仲間が多く展示されている水槽で、館内の海水魚水槽では最も撮影しやすい水槽でした。

展示されているのはベラの仲間が多かったです。

左側がナポレオンフィッシュ(メガネモチノウオ)の若魚、右側が綺麗な青色の斑点が特徴のブルースポッテッドスティングレイです。

どちらも成長するともっと大きくなる種類になります。

ブルースポッテッドスティングレイは砂に潜っている事が多いです。

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この水槽の中で個人的にイチオシの種類が上の魚で、ツユベラという種類のベラの仲間です。

体の下半身部にあるコバルトブルーの斑点が非常に美しい種類です。

ちなみに先ほど紹介したナポレオンフィッシュもベラ科の魚です。

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この毒々しい見た目のベラはカンムリベラという種類で1m以上にも成長する大型種です。

このカラフルな見ため小さいうちだけで、成長すると黒色の体色に体の中央くらいに横帯が1本入ります。

他にも変わったベラの仲間が多く展示されているので、探してみてください!小型のベラは色彩が綺麗な種類も多いのでオススメです。

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隣の水槽では小型の魚が多く展示されており、海水魚水槽の中では最も展示個体数が多い水槽です。

この水槽は上の写真を見ると綺麗に見えるのですが、何故か写真を撮ると曇ってしまいました…

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この水槽の中でのイチオシの種類はハナヒゲウツボです。

左側の岩場に隠れている事が多いので、探してみてください。(ハナヒゲウツボに似た白色の細長いウツボ、モヨウタケウツボも展示されているので一緒に探してみてください。)

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この赤色と黄色のツートンカラーと長いヒゲの魚はインドヒメジという魚です。

インドという名前がついていますが、国内でも見ることができる魚でインドの近くにはいない魚のようです。

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最後の水槽は他の水槽と比べて暗めの水槽です。(上の写真は水槽の一部になります。)

飼育されている種類も綺麗な種類が多く、オススメの水槽になっています。

この水槽の中でもオススメの魚を紹介していきます。

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この魚はニシキテグリという魚で、普段は地面を這うように移動することが多いです。

非常に派手で綺麗な見た目をしており、観賞魚として人気の高い魚です。

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上の嘴のような口をしている魚はクギベラという魚で、釘のようなシルエットをしていることが名前の由来となっています。

英語で「bird wrasse」と呼ばれており、鳥のくちばしのような口をしているのが由来になっています。

上の写真の個体はメスの個体で、オスは全身が青緑色になります。(ベラの仲間の多くはメス⇒オスへと性転換します。)

淡水魚水槽紹介のコーナー!

海水魚も非常に綺麗な魚が展示されていましたが、淡水魚も負けていません。

淡水魚水槽の方が水槽が小さい分、ガラスが薄いのか非常に撮影は行いやすかったです。

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淡水魚水槽は水槽ごとに特徴がつかみにくいので、まとめてオススメの種類を紹介していきます!

小型の熱帯魚を展示している水族館は意外と少ないのですが、板橋区熱帯環境館では東南アジアの淡水魚達を多く見ることができます。

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上の綺麗な魚はオデッサ・バルブというコイの仲間で品種改良種だと言われていますが、原種も綺麗な見た目になる種類です。

小型のコイの仲間の中でもトップクラスに美しい魚だと言われています。

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こちらの魚はファイヤースパイニーイールというトゲウナギという聞きなれない魚の仲間です。

すみだ水族館から寄贈されたと書かれていたので、元々は すみだ水族館に展示されていたのかもしれません。

黒色の体色に赤色の模様が入っており、トゲウナギの仲間の中では国内での流通量も多い種類です。

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この成金のような金ぴかな魚はゴールデンバルブというコイの仲間で、ライトの当たり方によっては黄金に輝きます。

オスは体が赤くなり非常に綺麗です。

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ジーベンロックナガクビガメという首の長いカメも展示されています。

動きに愛嬌があるためかペットとして人気の高いカメです。

この他にも多くの魚が展示されている施設で、100種類以上の生き物が展示されています。

規模は小さい施設ですが珍しい種類も多く展示されており、他の施設では見られないような種類も展示しているので魚が好きな方にもオススメです。

板橋区熱帯環境館の温室

板橋区熱帯環境館の植栽面積1,000m²にもなり、様々な植物を見ることができる施設となっています。

板橋清掃工場の余熱を利用した省エネな施設のようです。

訪れる時期によって見頃の植物が変わるようなので、季節を変えて何度でも楽しめる施設だと思います。

熱帯環境植物館について|板橋区立 熱帯環境植物館

温室に入ると一番初めに大型の水槽が設置されています。

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この水槽内ではタイガーバルブ、パーカーホ、プンティウス・フィラメントスス、シルバーバルブ、カイヤン、アジアアロワナ、ボルネオカワガメ、ヒマンチュラ・チャオプラヤが展示されています。

この中でもタイガーバルブ、パーカーホー、ヒマンチュラ・チャオプラヤなどは他の水族館ではほとんど見られないorここでしか見られない魚が展示されています。

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この水槽で最も大型で知名度が高いのが上のヒマンチュラ・チャオプラヤの愛称「チャオ」です。

淡水エイの中では最も大きくなる種類とも言われており、世界でも最も大きい淡水魚の一角として知られています。

かなり大型の個体で鰭の大きさだけでも私が手を広げた大きさよりも大きいです。

タイミングが合うと魚たちに餌を与えるシーンも見ることができ、大迫力の食事シーンも観察することができます。

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水槽内にはカメも展示されており、このカメはボルネオカワガメという種類で甲羅に苔が生えています。

この水槽を抜けると植物が植えてあるゾーンに突入します。

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両端に植物が植えられている中を塗装した道を歩いていく作りになっています。

植物には細かく種類の説明が掲示されているので、植物に詳しくない方でも分かりやすいです。(私もほとんど何も分かりません…)

温室内はかなり蒸し暑くなっているので、水分補給は十分に行っておきましょう。

これからは温室内で見つけた変わった植物たちを見ていきます。

私が訪れたのは8月だったので、違う季節に訪れると全く違う姿を見ることができると思います。

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葉っぱの模様が綺麗な植物で、花は咲いていませんでしたが温室内でも気に入った植物です。

おそらくピレア・インボルクラという植物でパナマ~南アメリカ北部、西インド諸島が原産地のようです。

左側がヘリコニア・ロストラタという植物で、これでも開花している状態のようです。

ペルーやエクアドルが原産地のようです。

右側が英名でアジアの綺麗な葡萄という意味のメディニラ・スペキオサです。

毒々しい見た目をしていますが、東南アジアでは一般的に栽培されている植物のようです。

f:id:itsuwalove777:20200821204938j:plainこのトゲトゲした球状の実はビヨウタコノキという植物で漢字で書くと美容蛸の木となるようです。(この木の根元が蛸の脚のようになっている事が名前の由来です。)

マダガスカル島の植物で熟すとオレンジ色になりますが、食用にはならないようです。

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こちらの花を咲かされている植物はプルメリア・サンバリーナという名前です。

プルメリアの仲間は綺麗な種類が多く人気のある花のようです。

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同じプルメリアの仲間でプルメリア カリフォルニアサンセットという種類の花です。

花びらの形が独特で可愛らしい花です。

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こちらの実をつけているのはジャワフトモモという植物です。

フトモモというのは聞き覚えがない植物の種類ですが、この実は食用になるようです。(実の形が独特で虫が入り込みやすいため、一度半分に切ってから食べたほうが良いようです。)

国内では沖縄等で栽培もされているようです。

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サンタンカ・ダフィーという花で、この花は足立区生物園でも見られた気がします。

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洋蘭の仲間でバンダと呼ばれている種類で洋蘭の中では育てやすい種類とされています。

独特な見た目をしていて派手なので目立っていました!

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これは私でも知っていたウツボカズラです。

東南アジアに広く生息し、ウツボカズラと一言で言っても90種類ほどが確認されているようです。

食虫植物とは言っても虫を食べる事が必須ではなく、必要な栄養素がある環境だと水を与えるだけで育てることができます。

私が訪れた際には期間限定の昆虫展と共に食虫植物の展示も行っていました。

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ハエトリグサとウツボカズラくらいしか知りませんでしたが、様々な食虫植物が展示されていました。

この他にもヘラクレスオオカブトなどの子供にも人気の甲虫の生体やメネラウスモルフォやメガネトリバネアゲハ、アレキサンドラトリバネアゲハなど世界の綺麗なチョウを展示していました。

図鑑でしか見たことがないような綺麗なチョウを見ることができたので感動しました!

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途中にはビルマムツアシガメというリクガメの仲間が展示されており、アジアに生息するリクガメの仲間では最大種です。

私が見た時には餌を一心不乱で食べていました。(次に回ってきたときは水の中で休んでいました。)

上記で紹介した以外にも植物が分からない私でも楽しくなるような植物が多く見られました。

温室内は蒸し暑く、坂になっているので意外と体力が必要です。

板橋区熱帯環境館は入館料も安価で、水族館で魚を楽しめて温室で植物を楽しめる二重で楽しめる施設になっています。

水族館の規模こそ小さく展示数・展示種類は少ないですが、他の水族館ではほとんど見られない珍しい魚も展示されているオススメの施設です。


ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

-東京, 板橋区熱帯環境館, 関東