ジャイアントグラミーはオスフロネムスグラミーと呼ばれることもあるグラミーの仲間の中でも最大クラスの大きさに成長する魚です。
オスフロネムスグラミーについて!
ジャイアントグラミーは最大で70cm程度にまで成長するスズキ目オスフロネムス科オスフロネムス属の魚です。
ジャイアントグラミーは他のグラミーと同じように腹鰭が長く伸長します。
体色は黒褐色で地味な見た目をしており、鰓蓋の上の方に黒色の斑点が出ています。
幼魚は8~10本ほどの横帯が表れるようです。
唇は厚く、頭部にはコブが突き出たような形状をしています。
グラミーの仲間は空気呼吸が可能で水中の酸素量が少なくなった環境でも生存することができます。
食性は雑食で藻類や水草や小型の水生生物を捕食します。
和名 | ジャイアントグラミー |
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学名 | Osphronemus goramy |
英名 | Giant gourami |
目 | スズキ目(Perciformes) |
科 | オスフロネムス科(Osphronemidae) |
属 | オスフロネムス属(Osphronemus) |
分布 |
東南アジア |
生息環境 | 河川、湖沼 |
ジャイアントグラミーはスマトラ島、ボルネオ島、ジャワ島、マレー半島、メコン川等の淡水~汽水域に生息しています。
繁殖期にはオスが浮き巣を作り、産卵された卵を守ります。
大型になる事から現地では食用として利用されています。(養殖を行っている地域もあります。)
国内では観賞魚として流通することがあります。
ジャイアントグラミーを展示している水族館!
情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年5月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
ジャイアントグラミーを展示しているJAZA加入の施設は6カ所となっています。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
ジャイアントグラミーと しながわ水族館
しながわ水族館では世界の大河からエリアにてジャイアントグラミーを展示しています。
しながわ水族館のジャイアントグラミーを展示している水槽では、大型の熱帯魚を多く展示しており、アジアアロワナ、シルバーアロワナ、アリゲーターガーなどの定番種から珍しい種類まで多くの魚が展示されています。
この水槽は都内で最も大型の熱帯魚の展示が豊富な水槽となっているので、大型の熱帯魚を見たい方にはオススメです。(板橋区熱帯環境植物館のヒマンチュラ・チャオプラヤや足立区生物園のピラルクのような超大型の魚はいませんが…)
ジャイアントグラミーを展示している水族館の一覧
ジャイアントグラミーを展示しているJAZA加入の施設は6カ所となっています。
しながわ水族館 | 八景島シーパラダイス | 寺泊水族博物館 |
鳥羽水族館 | 伊勢シーパラダイス | のいち動物公園 |
ジャイアントグラミーを展示している施設は地域的に固まっており、九州や東北以北では見られません。
ここまで
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