札幌円山動物園にはカンガルー館という施設があり、カンガルーの他にモモイロインコやスローロリス、オグロプレーリードッグなどが展示されています。
元々は「タスマニカ館」という名称で建設され、タスマニアデビル、ウォンバット、フクロモモンガ、ハイイロカンガルーなど14種をタスマニア州観光協会と北海道観光連盟の姉妹提携を記念して寄贈されました。 寄贈された動物が亡くなったため、名称が変更されています。
建設から30年以上が経過しているため、見た目はやや古くなっています。
カンガルー館で展示されているカンガルー達
カンガルー館のメインの展示動物であるカンガルーは野外にある大きな展示場の中で展示されています。
展示されているカンガルーはオオカンガルーという種類で、オーストラリア東部に生息している種類です。
カンガルーの中でも大型に成長する種類で、メスよりもオスの方が大型に成長し、筋肉質な見た目になります。(オス同士でボクシングのように争う事があります。)
カンガルーは力の強い1匹のオスが複数のメスを引き連れるハーレムを形成します。
上の写真のように金網越しにカンガルーを見ることができます。
上の写真はカンガルー館の内部で、怪我をしたカンガルーが展示されていました。
他の動物園ではあまり見られない現地オーストラリアのカンガルーの駆除についての資料も掲示されていました。
私が訪れた際に怪我をした個体が展示されており、怪我をした部分をテーピング?されていました。
ここではガラス越しに見ることができるので、野外展示場よりも観察しやすかったです。
カンガルー館のカンガルー以外の動物達
カンガルー館という名称ですが、カンガルー以外の動物も多く展示されています。
上の写真はオグロプレーリードッグという齧歯類の動物で、丸々とした体型をしている人気の動物です。
北米原産の動物で、群れで巣穴を掘って生活しています。
野外には大きな展示場で2羽のウサギが展示されていました。(品種:ネザーランドドワーフ、ミニロップイヤー)
端の方で目立ちませんが、ほのぼのとした展示となっています。
上記で紹介した動物以外にもモモイロインコ、スローロリス、モルモットが施設内で展示されていました。
スローロリスは夜行性の動物なので施設内の暗い展示場で展示されています。
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