アフリカゾーンはライオン、カバ、キリンといったアフリカに生息している大型の哺乳類が展示されているエリアです。
札幌円山動物園のアフリカゾーンは大きく分けるとキリン館とカバ・ライオン館に分かれています。
アフリカゾーンのキリン館の展示について
アフリカゾーンのキリン館ではキリン、ダチョウ、サーバルキャット、ミーアキャット、ハダカデバネズミが展示されています。
上の画像のように建物にテラスがあり、キリンと同じ目線からキリンを観察することができます。
キリン館の中にはダチョウの屋内展示場、ハダカデバネズミの展示場、サーバルの屋内展示場、休憩場などがあります。
ダチョウは屋内にも展示場がありますが、屋外にも展示場があります。(写真では2羽が写っていますが、1はnダチョウは屋内にも展示場がありますが、屋外にも展示場があります。(写真では2羽が写っていますが、2021年に1羽が亡くなったため、1羽のみの展示となっています。)
餌箱が外に設置されており、餌を食べるために顔を出すダチョウを見ることができる事もあります。
ダチョウは脳の大きさが小さい事で知られており、その大きさ自身の目玉以下です。(約40g程度) 訪れた際は是非頭部の大きさにも注目して観察してみてください。
このエリアで最もオススメの展示生物が上の写真のサーバルキャット(サーバル)です。
けものフレンズの主人公のモチーフとなった動物としても知られており、スレンダーな体型をした人気の高い動物です。
大きく特徴的な形状をした耳を持っており、優れた聴力を持っています。(主食は齧歯類などの小型の哺乳類で、3m以上跳躍する事ができ、鳥類を捕まえる事もあります。)
アフリカゾーンのカバ・ライオン館について
アフリカゾーンにはキリン館の他にカバ・ライオン館という施設があります。(カバは水中に潜りっぱなしで姿を見られなかったのでナシです!)
名前の通り、このエリアのメインの展示物はライオンです。 上の写真のように立派なタテガミを持つオスの個体も展示されています。
ライオンのオスは上のように寝転がっている事が多いです。(自然界でも主にメスが狩りをします。)
ライオンの隣ではブチハイエナというハイエナを展示しています。
ハイエナと言えばずる賢く、あまり良いイメージを持たれませんが、展示している動物園は意外と少ないので、訪れた際には観察してみてください。
ブチハイエナはハイエナの中では狩猟を行う種類で、群れで協力してシマウマなど自分よりも大型の動物を襲います。
他の動物の食べ残しも食べる事ができるように顎の力が強い事が特徴で、骨をも噛み砕く事ができます。
ライオン・カバ館には肉食獣だけではなく草食獣も展示されており、上の写真は捻じれた角を持つエランド(イランド)という種類です。
アフリカの南部に生息している種類で、厳しい環境で生きるために自分の体温を下げる事によって水分の蒸発を抑止する事ができます。
アフリカの草食獣として知名度の高いシマウマ(グラントシマウマ)も展示されています。
シマウマと1言でまとめられますが、多くの亜種に分類されており、亜種事に見た目も異なるので機会があれば他の亜種とも見比べてみてください。
円山動物園ではグラントシマウマという種類が展示されており、やや小型の種類で、多くの動物園で展示されています。
シマウマは名前や見た目からウマの仲間だと思われがちですが、どちらかと言うとロバに近い動物です。(耳の形はロバそっくりです!)
最後にカバの展示場の隣ではモモイロペリカンが展示されていました。
日本の動物園・水族館で展示されているペリカンのほとんどが本種で、ペリカンらしい大きな嘴を見ることができます。
カバの写真がありませんが、カバの屋外展示場は水中を見ることができるようにガラス張りになっており、水面・陸上部も見ることができます。 屋内にも展示場があり、こちらも水中をガラス越しに見る事ができます。
円山動物園のアフリカゾーンはアフリカに生息している大型で人気の高い種類が多く展示されているエリアです。
屋内の展示場が多くあるため、悪天候時にも観察することができるエリアとなっています。
ここまで
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