フラワーホーンは複数のシクリッド科の魚を交配して作られた品種改良種で、大きく成長した個体は頭部が風船のように大きく膨らむことが特徴です。
丈夫で長生きし、人にも懐くことから観賞魚として人気のある魚です。
フラワーホーンについて!
フラワーホーンは体長30cm程度にまで成長する魚で、「Cichlasoma trimaculatum」と「Cichlasoma citrinellum」などを交配させた品種改良種です。
(数種類が交配されているようですが、詳細な情報はほとんど分かっていないようです。)
フラワーホーンは青や赤色の体色をしており、成長した個体は頭部が風船のように膨らみます。(上の個体はまだ若魚で少し出っ張りがあるくらいです。)
幼魚は膨らみがなく、成長するにつれて膨らみが大きくなります。
体側には中央付近に黒色の斑点が数個並んでいる事が多いですが、個体差が大きいです。
大きなコブを持つことで有名なコブダイよりも大きなコブができ、個人的には破裂しそうで少し苦手です…(上の個体くらいのコブは可愛らしいです。)
長生きで人にも良く懐くことから中型の観賞魚としては人気の高い魚です。
ただ、気性の荒いシクリッドを交配した種類なので気性は荒く、他の魚を攻撃することもあるので混泳には注意が必要です。
愛好家が多い種類で、見た目を競う大会が行われていたりもします。
バルーンフラワーホーンやゴールドレッドフラワーホーンなど派生した品種も多くあります。
フラワーホーンを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年10月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
JAZAでは記載されていないため、展示施設については不明です。
伊勢シーパラダイスで展示されているのを確認しました。(2020年10月時点)
フラワーホーンと伊勢シーパラダイス
伊勢シーパラダイスでは洞窟水槽エリアにてフラワーホーンを展示していました。
伊勢シーパラダイスで展示されているのは上のように青っぽい個体で、頭部は少し膨らんでいるくらいの個体でした。
このエリアでは淡水魚を多く展示しており、シクリッド科の魚だけでもオスカーやフラミンゴシクリッド、イエローシクリッド、グリーンテラー、エンゼルフィッシュが展示されています。
ここまで
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