タヌキベラは日本では伊豆~高知の狭い範囲で見られ、学名は「Bodianus izuensis 」と伊豆が入っています。
しかし、オーストラリ等でも見られることが分かっているので、伊豆でしか見られない訳ではありません…(学名あるあるです)
タヌキベラについて!
タヌキベラは10cm程度に成長するスズキ目ベラ科タキベラ属の魚です。
タヌキベラは赤系の体色に黒色の縦帯が数本入り、尾鰭が黄色になり目の後方に黒色の斑点があります。
シマキツネベラなど他のタキベラに似ている種類がいますが、模様を良く見ると違いがあるので見分けることができます。
和名 | タヌキベラ |
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学名 | Bodianus izuensis |
英名 | Striped pigfish |
目 | スズキ目(Perciformes) |
科 | ベラ科(Labridae) |
属 | タキベラ属(Bodianus) |
分布 |
西部太平洋 |
生息環境 | 岩礁 |
タヌキベラは日本、オーストラリア、ニューカレドニア、台湾などに生息しており、国内では伊豆~高知県で見ることができます。
タヌキベラは名前の由来は不明で、タヌキベラを見ても全く想像ができません…
和名は和名の由来が不明な種類も多いですが、英名は「Striped pigfish」でストライプ柄のタキベラという意味になり分かりやすいです!
タヌキベラを展示している水族館!
情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年8月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
タヌキベラを展示しているJAZA加入の施設はありません。
JAZA加入の施設ではありませんが、東京都の板橋区熱帯環境植物館で展示されています。
タヌキベラと板橋区熱帯環境植物館
JAZA加入の施設ではありませんが、板橋区熱帯環境植物館にてタヌキベラを展示されています。
板橋区熱帯環境植物館は温室がメインの施設ですが、ミニ水族館も併設されています。
規模としては都内の大型の水族館よりも小さいですが、珍しい魚も展示されており海水魚ではテンジクダイ科、ベラ科、スズメダイ科は珍しい魚が多かったです。
小さな施設ですが、他の施設では見られない種類も多く展示されているので是非訪れ見てください。(板橋区立なので入館料も安いです。)
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。