アストロノータスは黒色の体色に赤色の模様があるアストロノータスの仲間で、現地から輸入された個体や養殖された個体が流通しています。
迫力のある見た目と人に慣れやすいことから人気のある観賞魚で「オスカー」という名前ので流通することが多いです。
この記事ではアストロノータスで統一しています。
目次
アストロノータスについて!
アストロノータスは体長45cm程度にまで成長するスズキ目アストロノータス科アストロノータス属の魚です。
アストロノータスは南米の河川に生息していますが、河川により模様や体の大きさが異なります。
上のように赤色の部分が多くなるように品種改良された個体も多いですが、野生種は品種改良種に比べて地味な見た目をしていることが多いです。
尾鰭や尾柄部には黒色の目玉模様があり、これは目玉に見せる事で頭部に攻撃される事を防ぐ役割があると言われています。
食性は肉食で甲殻類や昆虫などを捕食しています。
和名 | オスカー |
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学名 | Astronotus ocellatus |
英名 | Oscar |
目 | スズキ目(Perciformes) |
科 | シクリッド科(Cichlidae) |
属 | アストロノータス属(Astronotus) |
分布 |
南米大陸北部、 |
生息環境 | 河川 |
アストロノータスはペルー、エクアドル、コロンビア、ブラジル、ギアナに生息しています。
河川ごとに模様が大きさが異なり、河川ごとにコレクションできることからマニアにも人気があるようです。
世界中で観賞魚として人気の高い魚で、中国やオーストラリア北部、フロリダなどで野生化しているようです。(本種は水温約13℃以下の環境には耐えられません。)
最初はマツダイ科に分類されていましたが、現在ではシクリッド科に分類されています。
観賞魚として人気の高い魚で、ワイルド個体や養殖された品種改良種などが流通しています。
飼育は易しいですが、魚食魚なので小さな魚とは飼育できません。
現地では食用として利用されています。
アストロノータスを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年10月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
アストロノータスを展示しているJAZA加入の施設は7ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
アストロノータスと鳥羽水族館
鳥羽水族館ではジャングルワールドエリアにてアストロノータスを展示しています。
アストロノータスを展示している水槽では、プール状の水槽にアフリカンシクリッドが大量に飼育されていますが表面が少し汚れていて見にくい場所もありました…
様々な品種が展示されていますが、展示パネルはないので細かくは分かりませんが探してみてください!
同じ場所でカピバラとショウジョウトキも展示されています。
アストロノータスと伊勢シーパラダイス
伊勢シーパラダイスでは入り口近くでアストロノータスを展示しています。
同じ水槽ではフラミンゴシクリッドとコロソマが展示されており、コロソマは伊勢シーパラダイスで30年近く展示されている長寿個体のようです。
アストロノータスは複数展示されており、水槽の端の方で固まっていました。
アストロノータスを展示している施設の一覧
アストロノータスを展示しているJAZA加入の施設は7ヵ所です。
サンピアザ水族館 | 男鹿水族館 | さいたま水族館 |
アクアパーク品川 | 鳥羽水族館 | 大阪海遊館 |
須磨水族園 |
アストロノータスは観賞魚として人気の高い魚ですが、展示している水族館はあまり多くありません。
ここまで
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