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水族館魚図鑑-クラカケザメ(Cirrhoscyllium japonicum)

クラカケザメは背中にある模様が馬の鞍のように見えることが名前の由来になっています。

詳しい生態が分かっていない種類で、JAZA加入の施設では名古屋港水族館でのみ展示されています。(2021年1月時点)

 

 

クラカケザメについて!

クラカケザメは体長50cm近くまで成長するテンジクザメ目クラカケザメ科クラカケザメぞ属の魚です。

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クラカケザメは茶褐色の体色で、背中には茶色の鞍状模様あり、これが名前の由来になっています。

上の写真では曇っていて見えませんが、喉の部分に1対のヒゲがあります。

 

和名 クラカケザメ
学名 Cirrhoscyllium japonicum
英名 saddle carpetshark
テンジクザメ目(Orectolobiformes)
クラカケザメ科(Parascylliidae)
クラカケザメ属(Cirrhoscyllium)
分布

西部太平洋

生息環境 岩礁

クラカケザメは南日本の太平洋側でのみ見られる日本固有の魚と言われています。

水深300m付近で多く見られ、活発に泳ぐことはなく海底でじっとしている事が多いです。

卵生で、1度に2個の卵を産卵します。

クラカケザメを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年10月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

クラカケザメを展示しているJAZA加入の施設は名古屋港水族館のみとなっています。

クラカケザメと名古屋港水族館

名古屋港水族館では深海ギャラリーにてクラカケザメを展示しています。

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クラカケザメは名古屋港水族館でしか見ることができない珍しい魚ですが、注目していないと見逃してしまうくらい普通に展示されていました。

この水槽ではクラカケザメの他にツボダイ、チゴダラ、トラザメといった水深の深い場所に生息する生きものが展示されていました。

名古屋港水族館といえばベルーガやシャチが有名ですが、魚類の展示も豊富な水族館で非常に多くの魚を見ることができ、珍しい魚も多く展示されています。 

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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