ゴールデンテトラは南米大陸のガイアナやスリナム、ギアナ、アマゾン川流域などの河川や塩分濃度の薄い汽水域でも見られます。
体側がメタリックな輝きをしており、観賞魚として飼育されることもあります。
ゴールデンテトラについて!
ゴールデンテトラは体長5cm程度にまで成長するカラシン目カラシン科Hemigrammus属の魚です。
ゴールデンテトラは体側がメタリックな銀色をしており、尾柄部に黒色の模様があり、尻鰭・背鰭の先端が白色になります。
ゴールデンという名前が付けられているのは、特定地域で採取させた個体がバクテリアに寄生されることにより皮膚が反応し、メタリックな黄金色をしていたことが由来となっています。
そのため、飼育下では黄金色にはなりませんが、上のようにキラキラとした見た目をしています。
和名 | ゴールデンテトラ |
---|---|
学名 | Hemigrammus rodwayi |
英名 | Golden Tetra |
目 | カラシン目(Characiformes) |
科 | カラシン科(Characidae) |
属 | Hemigrammus属(Hemigrammus) |
分布 |
ギアナ、アマゾン川、ペルー |
生息環境 | 河川 |
ゴールデンテトラはギアナやスリナム、ガイアナ、アマゾン川流域など南米大陸の一部に生息しています。
流れが緩やかな河川や塩分濃度が薄い汽水域で見られます。
観賞魚として飼育されることがあり、群れで飼育されることがほとんどです。
ゴールデンテトラ ブルーラインという名称で流通している「Hemigrammus armstrongi」と似ていますが、体の中央部にメタリックな薄い青色の縦帯があるので見分けることができます。(Hemigrammus armstrongiはHemigrammus rodwayi のシノニムとする情報もあります。)
ゴールデンテトラを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年12月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
ゴールデンテトラを展示しているJAZA加入の施設は3ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
ゴールデンテトラと千歳水族館
千歳水族館では世界の淡水魚ゾーンにてゴールデンテトラを展示しています。
千歳水族館は上のように水草が生い茂っている横長の水槽でゴールデンテトラを展示しており、水槽の端の方に魚が集まっていました。
この水槽ではゴールデンテトラの他に、ネオンテトラ、カージナルテトラ、プリステラ、レッドファントムテトラ、ブラックファントムテトラ、ディスカスなど10種類以上が展示されています。
ゴールデンテトラを展示している施設の一覧
ゴールデンテトラを展示しているJAZA加入の施設は3ヵ所です。
サンシャイン水族館 | 八景島シーパラダイス | 鳥羽水族館 |
Hemigrammus属の中ではラミーノーズテトラが最も多くの施設で展示されています。(次いでグローライトテトラ、ゴールデンテトラの順)
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。