ギヤマンクラゲは関東以北に生息するクラゲで、春~初夏によく見ることができるようです。
ギヤマンクラゲについて!
ギヤマンクラゲは傘の大きさ5cm程のマツバクラゲ科の種類です。
傘の下に白い糸を丸めたようなものがついていますが、恐らく捕食対象をおびき寄せるための疑似餌の役割ではないかと思われます。(アンコウと同じ用途?)
繊細で美しい見た目をしており、ギヤマンとはガラス製品やガラス細工のことでオランダ語のダイヤモンドに由来しているようです。
こんな感じで長い触手が絡まりそうになることがありますが、自分の触手や仲間のクラゲが触手に触れても毒針で攻撃することはありません。
絡まってしまった際も自然とほどけるようになっているようです。
傘の大きさと比べると非常に長い触手を持っています。
優雅な見た目から水族館や観賞用として飼育される事があります。
飼育は簡単な部類で、国内でも地域・季節によっては普通に見ることができる種類のようです。
和名 | ギヤマンクラゲ |
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学名 | Tima formosa |
英名 | |
目 | 軟クラゲ目(Leptomedusae) |
科 | マツバクラゲ科(Eirenidae) |
属 | ギヤマンクラゲ属(Tima) |
分布 | 関東以北 |
生息環境 |
ギヤマンクラゲは国内では関東以北で見られるようです。
個体数は少なくなく、季節によっては大量に見られる地域もあるようです。
ギヤマンクラゲを展示している水族館!
情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年3月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
ギヤマンクラゲはJAZA加入の施設のうち、13ヵ所で展示されています。
加茂水族館 | 福島海洋科学館 | 大洗水族館 |
鴨川シーワールド | 葛西臨海水族園 | アクアパーク品川 |
新潟市水族館 | 下田海中水族館 | のとじま水族館 |
名古屋港水族館 | 鳥羽水族館 | 須磨水族園 |
かごしま水族館 |
ギヤマンクラゲと大洗水族館
大洗水族館では深海エリアにてギヤマンクラゲを展示しています。
大洗水族館では多くのギヤマンクラゲを観察することができました。
団子になっているのが分かるように、多くのギヤマンクラゲが展示されている水槽になっています。
触手が細いので、団子になって絡まって千切れないのか少し心配になってしまいましたが…
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。