広告 水族館魚図鑑 水族館魚図鑑-キンメダイ目

水族館魚図鑑-カイエビス(Ostichthys kaianus)

カイエビスはエビスダイによく似た見た目をしており、国内でも他の魚に混ざって漁獲され、食用として利用されています。

インドネシアのパンダ諸島にあるカイ諸島が名前の由来となっています。

 

 

カイエビスについて!

カイエビスは体長25cm程度にまで成長するキンメダイ目イットウダイ科エビスダイ属の魚です。

f:id:itsuwalove777:20210301114109j:plain

カイエビスは明るい赤色の体色をしており、体高が高くずんぐりとした体型ををしています。

尾鰭は二股になっており、上葉・下葉の先端は丸くなっているため、尾鰭はハート型のようになっています。

インドネシアのカイ諸島が名前の由来となっています。

同じエビスダイ属のエビスダイと似ていますが、側線上方の鱗の列数がエビスダイが3.5、カイエビスが2.5である事で見分けることができます。

食性は肉食で子魚や甲殻類を捕食しています。

 

和名 カイエビス
学名 Ostichthys kaianus
英名 Kai soldierfish
キンメダイ目(Beryciformes)
イットウダイ科(Holocentridae)
エビスダイ属(Ostichthys)
分布 インド洋~太平洋西部
生息環境 深場の岩礁

カイエビスはインド洋~太平洋西部に生息しています。(アフリカのモーリシャスやインドネシア、オーストラリア北西部など)

国内では和歌山県以南で見られます。

水深150~300mの岩礁で多く見られ、水深600m付近まで見られます。

漁獲量は少ないですが、エビスダイと混同されているためだと考えられています。

食用として利用されており、塩焼きや煮付けなどで食べられます。

カイエビスを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年1月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

カイエビスを展示しているJAZA加入の施設は4ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

カイエビスと志摩マリンランド

志摩マリンランドではサンゴ礁の魚エリアにてカイエビスを展示しています。

f:id:itsuwalove777:20210228181418j:plain

志摩マリンランドでは上のようにやや暗い水槽でカイエビスを展示しており、カイエビスの赤色が良く目立っていました。

上の水槽ではユメカサゴ、シマソイ、ケムシカジカ、オオカミウオが展示されています。

カイエビスを展示している施設の一覧

カイエビスを展示しているJAZA加入の施設は4ヵ所です。

東海大海洋博物館 名古屋港水族館 志摩マリンランド
美ら海水族館    

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

-水族館魚図鑑, 水族館魚図鑑-キンメダイ目