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動物園鳥図鑑-カラフトフクロウ(Strix nebulosa)

カラフトマスはユーラシア大陸北部、北米北部を中心に分布している世界最大のフクロウです。

ペットとして飼育される事もあり、人に慣れやすい種類だと言われています。

 

 

カラフトフクロウについて!

カラフトフクロウは最大全長が80cm以上に成長するフクロウ目フクロウ科フクロウ属の鳥です。

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カラフトフクロウは灰褐色や茶褐色の羽毛に覆われており、虹彩は黄色をしています。

他のフクロウよりも多くの羽毛に覆われており、体自体は他の大型フクロウよりも小さいです。

食性は肉食で小型の哺乳類、鳥類等を捕食しています。(主食はネズミの仲間で、地域によっては9割以上がネズミで構成されています。)

獲物を見つけると、上空から急降下して捕えます。

他のフクロウと比べても大きな顔をしており、フクロウの中でも優れた聴力を持っています。

雪の下にいるネズミの動きも聞き取ることができると言われています。

 

和名 カラフトフクロウ
学名 Strix nebulosa
英名 Great Grey Owl
フクロウ目(Strigiformes)
フクロウ科(Strigidae)
フクロウ属(Strix)
分布 北米北部、ユーラシア大陸北部などを中心に分布
生息環境 森林

カラフトフクロウは主に北米北部、ユーラシア大陸北部に分布しており、カリフォルニア州やオレゴン州、ワシントン州でも見られます。

カラフトマスは2亜種に分類されています。

・Strix nebulosa nebulosa

分布地域:北米大陸
・Strix nebulosa lapponica

分布地域:ユーラシア大陸北部

牧草地や沼地などの針葉樹林に多く見られます。

大量の羽毛に覆われており、寒さに強く、-40℃にもある地域でも生存することができます。

温暖な環境では生存できないと考えられていましたが、カリフォルニア州などにも分布しています。

自ら巣を作らずに、他の猛禽類が使った巣を使って繁殖活動を行い、4個程度の卵を産みます。

メスが抱卵、孵化後は雛を温め、オスは雛のために狩りを行います。

巣立ち後も3ヵ月程度は親から餌を貰いますが、その後は自ら餌を捕える術を覚える必要があります。

カラフトフクロウを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

カラフトフクロウを展示しているJAZA加入の施設は4ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

カラフトフクロウと千葉市動物公園

千葉市動物公園では鳥類・水系ゾーンにてカラフトフクロウを展示しています。

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千葉市動物公園では2羽のカラフトフクロウを展示しており、昼間にも活動する種類なので動いている姿も見ることができる可能性が高いと思います。

このエリアではハシビロコウ、オオワシ、ヘビクイワシ、エジプトハゲワシなど多くの鳥類が展示されています。

カラフトフクロウを展示している施設の一覧

カラフトフクロウを展示しているJAZA加入の施設は4ヵ所です。

狭山智光山動物園 羽村市動物公園 千葉市動物公園
シャボテン動物公園    

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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