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動物園鳥図鑑-スバールバルライチョウ(Lagopus muta hyperborea)

スバールバルライチョウはノルウェーのスバールバル諸島、ロシアのフランツ・ヨーゼフ諸島に分布しています。

上野動物園で飼育・繁殖した個体が国内の動物園に移動したことにより、10カ所程度の施設で展示されています。

 

 

スバールバルライチョウについて!

スバールバルライチョウは全長40cm程度にまで成長するキジ目キジ科ライチョウ属の鳥です。

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スバールバルライチョウは冬は全身白色をしていますが、夏毛は褐色の羽毛に生え変わります。(日本に分布しているライチョウも同じように冬は雪景色で見つからないような白色、夏は岩肌に隠れるような褐色の羽毛をしています。)

オスの個体は目の上に赤色の肉冠がある事で見分けることができます。

食性は草食で草木の新芽などを捕食しています。

 

和名 スバールバルライチョウ
学名 Lagopus muta hyperborea
英名 Ptarmigan
キジ目(Galliformes)
キジ科(Phasianidae)
ライチョウ属(Lagopus)
分布

スバールバル諸島(ノルウェー)

フランツ・ヨーゼフ諸島(ロシア)

生息環境 山地

スバールバルライチョウはノルウェーのスバールバル諸島、ロシアのフランツ・ヨーゼフ諸島に分布しています。

ライチョウには20以上の亜種に分けられますが、スバールバルライチョウはその中で最も大型に成長する亜種です。(最も小型の亜種が日本に分布しているライチョウです。)

上野動物園では2008年にノルウェーのトロムソ大学から飼育方法の研修と卵を譲り受けて繁殖を行い、繁殖した個体は他の動物園にも移動しています。

スバールバルライチョウを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年9月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

スバールバルライチョウを展示しているJAZA加入の施設は11ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

スバールバルライチョウと上野動物園

上野動物園ではホッキョクグマとアザラシの海エリアにてスバーバルライチョウを展示しています。

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上野動物園では上のようにガラスケース越しに展示されたスバールバルライチョウを見る事ができます。

綺麗なガラスで展示されているため観察しやすい展示となっています。

スバールバルライチョウを展示している施設の一覧

スバールバルライチョウを展示しているJAZA加入の施設は11ヵ所です。

大森山動物園 那須どうぶつ王国 上野動物園
多摩動物公園 横浜金沢動物園 よこはま動物園
富山ファミリーパーク いしかわ動物園 茶臼山動物園
飯田動物園 大町山岳博物館  

日本に分布しているライチョウよりも展示施設が多いです。 

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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