ネパールワシミミズクはインド~東南アジアに分布している大型のフクロウです。
展示している動物園はほとんどなく、JAZA加入の施設では上野動物園でのみ展示されています。
ネパールワシミミズクについて!
ネパールワシミミズクは全長60cm以上に成長するフクロウ目フクロウ科ワシミミズク属の鳥です。
ネパールワシミミズクは茶褐色の翼をしており、腹側は白色の羽毛に覆われています。
腹部には黒褐色のハート型の模様が多く見られます。
現地では「悪魔の鳥」と呼ばれるほど気味の悪い鳴き声をしています。
食性は肉食で小型の哺乳類を主食に鳥類、昆虫などを捕食しています。
和名 | ネパールワシミミズク |
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学名 | Bubo nipalensis |
英名 | Forest Eagle Owl |
目 | フクロウ目(Strigiformes) |
科 | フクロウ科(Strigidae) |
属 | ワシミミズク属(Bubo) |
分布 |
インド~東南アジア |
生息環境 | 森林 |
ネパールワシミミズクはインド北部にウィッタラーカンド州~ミャンマー、ラオス中部~ベトナム中部などに分布しています。
木々が生い茂る森林に生息しています。
大木の洞の中で繁殖する事が多く、他の猛禽類が作った巣を利用する事もあります。
ネパールワシミミズクを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年9月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
ネパールワシミミズクを展示しているJAZA加入の施設は上野動物園のみとなっています。
ネパールワシミミズクと上野動物園
上野動物園ではフクロウエリアにてネパールワシミミズクを展示しています。
上野動物園では1羽のネパールワシミミズクが展示されています。(以前はマレーワシミミズクも一緒に展示されていたようですが、私が訪れた際はネパールワシミミズクのみでした。)
日中に活動する事もある種類のためか、動いている姿も見る事が出来ました。
このエリアではネパールワシミミズクの他にシロフクロウ、アビシニアンワシミミズク、フクロウが展示されています。
ここまで
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