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動物園鳥図鑑-キジバト(Streptopelia orientalis)

キジバトは元から日本に分布していたハトの仲間で、「ヤマバト」と呼ばれる事があるように森林に多く見られる種類でしたが、近年は都市部でも多く見られます。

本種は狩猟対象ですが、伝書鳩に使われる事があるためという理由でカワラバトは狩猟対象ではありません。

 

 

キジバトについて!

キジバトは全長33cm程度にまで成長するハト目ハト科キジバト属の鳥です。

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キジバトの腹側は灰褐色をして炉胃、翼は黒色に赤褐色の爬虫類の鱗のような模様があります。

「キジバト」という和名はキジのメスに見た目が似ている事が由来になっていると言われています。

 

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元々は日本に生息していなかったと言われているカワラバトと良く似ていますが、キジバトの頸部の横側には青色と白色の横縞模様がある事で見分けることができます。

 

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キジバトは「デーデーポポー」などと鳴き、「ポポックー」や「ポーポー」と鳴くのはカワラバトです。

食性は雑食で果実や種子、昆虫などを捕食しています。

 

和名 キジバト
学名 Streptopelia orientalis
英名 Eastern turtle dove
ハト目(Columbiformes)
ハト科(Columbidae)
キジバト属(Streptopelia)
分布 ユーラシア大陸東部~インド、日本
生息環境 山地、平地、森林

キジバトはユーラシア大陸東部、日本に分布しています。

6亜種に分けられており、日本に分布しているのは以下の2亜種です。

・キジバト(Streptopelia orientalis orientalis)

分布地域:日本、朝鮮半島、南アジア~東南アジア、雲南省~アッサム州

・リュウキュキジバト(Streptopelia orientalis stimpsoni)

分布地域:琉球諸島

樹上に枝などを組んで巣を作り、1度に2個の卵を産みます。

以前は「ヤマバト」と呼ばれる事があったように山に生息する鳥でしたが、狩猟が制限された事により人間をあまり恐れなくなり、都市部へと進出してきました。(カワラバトに比べると警戒心は高いです。)

人間の生活圏にも姿を現すようになり、人工物を巣として利用する場合もあります。

キジバトを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

キジバトを展示しているJAZA加入の施設は12ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

キジバトと旭山動物園

旭山動物園では北海道産動物舎にてキジバトを展示しています。

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旭山動物園では木や池などがある展示場で他の鳥と一緒に展示されており、同じ展示場内でカワラバトも展示されているので比較する事ができます。

この展示場ではキジバトの他にオオアカゲラ、アカゲラ、シメ、カラワバト、スズメ、ニュウナイスズメ、オシドリを展示しています。

キジバトを展示している施設の一覧

キジバトを展示しているJAZA加入の施設は12ヵ所です。

旭山動物園 おびひろ動物園 盛岡市動物公園
大島公園 いしかわ動物園 大町山岳博物館
東山動物園 とべ動物園 安佐動物公園
徳山動物園 久留米鳥類センター 沖縄こどもの国

日本各地で見ることができる鳥ですが、展示している施設は意外と少ないです。(展示されていなくても動物園内で見る事も多いかと思います!)

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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