アメリカワシミミズクは北米~南米にかけて幅広い地域に分布しているワシミミズクの仲間で、全長60cm以上に成長する大型種です。
アメリカでは最も一般的なフクロウだと言われています。
アメリカワシミミズクについて!
アメリカワシミミズクは全長60cm以上に成長するフクロウ目フクロウ科ワシミミズク属の鳥です。
アメリカワシミミズクは茶褐色や黒褐色の羽毛に覆われており、頭部には大きな羽角があり、英名では「Great Horned Owl 」と呼ばれています。
食性は肉食で小型の哺乳類、小型の鳥類、爬虫類、両生類、魚類、昆虫を捕食しています。
様々な獲物を捕食し、餌を探して地面を移動する事も多いです。(スカンクをよく捕食する事で知られており、スカンクを捕食するのはアメリカワシミミズクのみだと言われています。)
和名 | アメリカワシミミズク |
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学名 | Bubo virginianus |
英名 | Great Horned Owl |
目 | フクロウ目(Strigiformes) |
科 | フクロウ科(Strigidae) |
属 | ワシミミズク属(Bubo) |
分布 |
北米大陸、中米 南米北東、中部 |
生息環境 | 森林、農耕地 |
アメリカワシミミズクは北米、中米北部、南米北東部・中部に分布しています。
広い範囲に分布しており、20を超える亜種に分類されています。
寒い地域に生息する個体は冬になると南方に移動します。
森林や農耕地に生息しており、縄張りを形成します。
他の鳥類の巣などを利用して繁殖を行い、1~5個の卵を産みます。
アメリカワシミミズクを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年5月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
アメリカワシミミズクを展示しているJAZA加入の施設は5ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
アメリカワシミミズクと札幌円山動物園
札幌円山動物園では猛禽類エリアにてアメリカワシミミズクを展示しています。
札幌円山動物園では上のように1羽のアメリカワシミミズクを展示しており、昼間は眠そうにこちらを睨みつけていました。
円山動物園では平成2年にJAZAの繁殖賞を受賞しています。
このエリアではアメリカワシミミズクの他にエゾフクロウ、オオワシが展示されています。
アメリカワシミミズクを展示している施設の一覧
アメリカワシミミズクを展示しているJAZA加入の施設は5ヵ所です。
円山動物園 | おびひろ動物園 | かみね動物園 |
姫路動物園 | 九十九島動植物 |
ここまで
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