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動物園鳥図鑑-コノハズク(Otus scops)

 

コノハズクは日本で見ることができる小型のフクロウで、愛知県では県鳥として指定されています。

 

 

コノハズクについて!

コノハズクは全長20cm程度にまで成長するフクロウ目フクロウ科コノハズク属の鳥です。

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コノハズクは灰褐色の羽毛に覆われており、頭部には耳のような羽毛(羽角)があります。

「ウッ コッ コー」、「ブッ ポウ ソウ」などといった鳴き声を上げ、長年この鳴き声を発しているのはブッポウソウという鳥だと思われていました。

 

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夜行性で昼間は樹上で休んでいる事がほとんどです。

オオコノハズクとは虹彩の色で見分ける事ができ、コノハズクは黄色でオオコノハズクは赤みがかっています。

食性は肉食で昆虫、節足動物などを捕食しています。

 

和名 コノハズク
学名 Otus scops
英名 Eurasian Scops-owl
フクロウ目(Strigiformes)
フクロウ科(Strigidae)

コノハズク属(Otus)

分布

アフリカ大陸、ユーラシア大陸

インドネシア、日本

生息環境 森林

コノハズクはアフリカ大陸中部以北、南ヨーロッパ~東ヨーロッパ、中央アジア、西アジア、日本、インドネシアなどに分布しています。

日本では北海道や本州北部では夏鳥、本州南部では留鳥です。

琉球列島や台湾、フィリピンなどに分布しているリュウキュウコノハズクは本種の亜種だとする説もあります。

山地にある森林に生息しており、夜行性で昼間は樹上で休んでいます。

木の洞を使って繁殖を行い、1度に3~6個の卵を産みます。

コノハズクを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

コノハズクを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

コノハズクと旭山動物園

旭山動物園では北海道産動物舎にてコノハズクを展示しています。

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旭山動物園では同じケージ内で多くのコノハズクを展示していますが、昼間は寝ているようで、上のように目をつぶっていました。

隣のオオコノハズクは繁殖しており、巣立ちしたばかりの個体も見ることができました。

このエリアではコノハズクの他にワシミミズク、オオコノハズク、エゾフクロウといったフクロウの仲間を展示しています。

コノハズクを展示している施設の一覧

コノハズクを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。

旭山動物園 豊橋動物園  

 

ここまで

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