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動物園鳥図鑑-アカゲラ(Dendrocopos major)

アカゲラはユーラシア大陸の幅広い地域に分布しているキツツキの仲間で、後頭部の赤色の羽毛が名前の由来になっています。 

JAZA加入の施設のうちアカゲラを展示している施設がほとんどなく、旭山動物園、おびひろ動物園でのみ展示されています。

 

 

アカゲラについて!

アカゲラは全長23cm程度にまで成長するキツツキ目キツツキ科アカゲラ属の鳥です。

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アカゲラは翼が黒色をしており、白色の模様があり、大きな逆「ハ」の字の模様があります。(横から見ると翼の中央付近に白色の大きな模様があるように見えます。)

腹部の下側や尾羽の基部付近は朱色をしています。

 

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上のようにオスの成鳥は後頭部が赤色になっており、和名の由来となっています。

メスはオスのように後頭部に赤色の部分がなく、黒色をしています。(幼鳥は性別に関係な頭頂から後頭部まで赤色の羽毛に覆われています。)

 

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上の写真はオオアカゲラです。

同じアカゲラ属のオオアカゲラと非常によく似ていますが、オスの成鳥の場合、アカゲラは後頭部にのみ赤色の部分があり、オオアカゲラは上の画像のように頭頂~後頭部まで赤色の部分があります。

翼の模様にアカゲラは逆「ハ」の字があり、オオアカゲラの腹部には黒色の斑点が散在している事で見分けることができます。

食性は動物食傾向の強い雑食で昆虫、多足類を中心に、種子、果実なども捕食しています。

 

和名 アカゲラ
学名 Dendrocopos major
英名 Great Spotted Woodpecker
キツツキ目(Piciformes)
キツツキ科(Picidae)
アカゲラ属(Dendrocopos)
分布

ユーラリア大陸の広範囲

生息環境 森林

アカゲラはユーラシア大陸の温帯~冷帯域に幅広く分布しています。(北はノルウェー、西はスペイン、東はカムチャッカ半島、南はミャンマーまで)。

日本では主に関西以北で見られます。

幅広い地域に分布しており、15の亜種に分けられています。

広葉樹林や針葉樹林などの森林に生息しており、寒い地域に生息する個体は冬になると南下する事もあります。

枯れ木に巣穴を作り、4~6個の卵を産卵します。

アカゲラを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

アカゲラを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

アカゲラと旭山動物園

旭山動物園では北海道産動物舎にてアカゲラを展示しています。

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北海道に生息している動物を展示しているエリアでアカゲラを展示しており、姿の似ているオオアカゲラというアカゲラ属のキツツキも展示しています。

フクロウやワシなど猛禽類も多く展示されているエリアです。

同じケージ内でアカゲラの他にオオアカゲラ、シメ、キジバト、カワラバト、スズメ、ニュウナイスズメ、オシドリを展示しています。

アカゲラを展示している施設の一覧

アカゲラを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。

旭山動物園 おびひろ動物園  

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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