コウノトリは以前は日本に分布していた鳥ですが、1971年に絶滅しました。
現在では再導入が進められており、兵庫県豊岡市に100羽以上が生息してます。
コウノトリについて!
コウノトリは全長1.1m以上に成長するコウノトリ目コウノトリ科コウノトリ属の鳥です。
コウノトリは風切羽・大雨覆は黒色で、その他は白色です。
大きな黒色の嘴を持ち、後肢は朱色をしています。
食性は肉食で魚類、爬虫類、両生類、小型の哺乳類、昆虫などを捕食しています。
和名 | コウノトリ |
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学名 | Ciconia boyciana |
英名 | Japanese white stork |
目 | コウノトリ目(Ciconiiformes) |
科 | コウノトリ科(Ciconiidae) |
属 | コウノトリ属(Ciconia) |
分布 |
日本、朝鮮半島、中国等 |
生息環境 | 河川、湿地 |
コウノトリは日本、朝鮮半島、中国、台湾、ロシア南東部に分布しています。
日本に分布していた個体群は1971年に最後の個体が捕獲後に死亡した事により絶滅しました。
現在では中国産の個体を繁殖させたもの再導入しており、野生最後の個体が捕獲された兵庫県の豊岡市で100羽以上が生活しています。
飼育下の繁殖が難しい種類で、日本に生息している個体を保護して繁殖しようと試みましたが、当時は上手くいきませんでした。
コウノトリは一度ペアを形成すると死別以外でペアを解消する事はほとんどなく、その分、ペアを形成するのに時間がかかるようです。
生息環境の開発や農薬、水質汚染、乱獲により生息数は減少しています。
総数は2,000~3,000羽程度と言われており、環境省のレッドリストでは絶滅危惧IA類に指定されています。
コウノトリを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年9月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
コウノトリを展示しているJAZA加入の施設は13ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
コウノトリと上野動物園
上野動物園では不忍池の傍のエリアにてコウノトリを展示しています。
上野動物園では上のように池が併設された展示場でコウノトリを展示しています。
この展示場ではコウノトリの他にシジュウカラガン、サカツラガンが展示されています。
コウノトリを展示している施設の一覧
コウノトリを展示しているJAZA加入の施設は13ヵ所です。
大森山動物園 | 埼玉こども動物公園 | 上野動物園 |
多摩動物公園 | 江戸川区自然動物園 | よこはま動物園 |
葛西臨海水族園 | 富山ファミリーパーク | いしかわ動物園 |
豊橋動物園 | 天王寺動物園 | 安佐動物公園 |
福岡市動物園 |
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。