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動物園鳥図鑑-シュモクドリ(Scopus umbretta)

シュモクドリは主にアフリカ大陸のサハラ砂漠以南に分布している鳥で、日本では埼玉こども動物公園、上野動物園で展示されています。

大きな嘴を持ち、頭部がハンマーに見える事が名前の由来になっています。(撞木)

 

 

シュモクドリについて!

シュモクドリは全長60cm近くにまで成長するペリカン目シュモクドリ科シュモクドリ属の鳥です。

本種のみでシュモクドリ属を形成しています。

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シュモクドリは黒褐色や茶褐色の羽毛に覆われており、嘴や脚は黒褐色をしています。 

「シュモクドリ」という和名は頭部がハンマーのように見えることが由来となっています。(シュモクザメと同じ由来です)

食性は肉食で魚類、昆虫、両生類などを捕食しています。

水辺を歩いて餌を探し、目で見て狩りをしたり、水が濁っていると嘴を開けて見ずに突っ込んで閉じて狩りを行うようです。

 

和名 シュモクドリ
学名 Scopus umbretta
英名 Hammerhead
ペリカン目(Pelecaniformes)
シュモクドリ科(Scopidae)
シュモクドリ属(Scopus)
分布

アフリカ大陸、マダガスカル島等

生息環境 草原

シュモクドリはアフリカ大陸のサハラ砂漠以南、マダガスカル島、アラビア半島南西部に分布しています。

サバンナ、湿地、森林の河口、川、氾濫原、沼地など水辺近くに生息しています。(水辺で餌を食べる事が多いため)

シュモクドリは体格に似合わない巨大な巣を作り、最大で直径が1.5mにもなるドーム状の巣を樹上に作ります。

巣には泥や木の枝などを使い、2~3個の巣を作る事が多いようです。

1度に3~7個の卵を産み、約1ヵ月ペアで抱卵し、孵化して約1ヵ月で巣立ちします。

シュモクドリを展示している水族館!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年9月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

シュモクドリを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

シュモクドリと上野動物園

上野動物園ではツルエリアにてシュモクドリを展示しています。

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上野動物園ではいくつかのケージでシュモクドリを展示しており、ホオアカトキと一緒に展示されているケージもあります。

上野動物園で多くのシュモクドリが展示されているのは、過去に繁殖に成功したからだと思われます。

このエリアではシュモクドリの他にヘビクイワシ、ホオカザリヅル、オグロヅル、タンチョウ、ホオアカトキなどが展示されています。

シュモクドリを展示している施設の一覧

シュモクドリを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。

埼玉こども動物公園 上野動物園  

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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