クロツラヘラサギはへら状の嘴を持つトキ科の鳥で、生息数が減少しており、絶滅が危惧されています。(ヘラサギという名前ですが、サギ科ではなく、トキ科に分類されています。)
クロツラヘラサギについて!
クロツラヘラサギは体長80cm程度にまで成長するペリカン目トキ科ヘラサギ属の鳥です。

クロツラヘラサギは白色の羽毛に覆われており、脚は黒色、嘴は灰褐色をしています。
名前の通り、ヘラ状の嘴の形状をしています。

食性は肉食で魚類や甲殻類などを捕食しています。
水中や地中に嘴を突っ込み、首を左右に振り餌を捕えます。
| 和名 | クロツラヘラサギ |
|---|---|
| 学名 | Platalea minor |
| 英名 | Black-faced spoonbill |
| 目 | ペンギン目(Pelecaniformes) |
| 科 | トキ科(Threskiornithidae) |
| 属 | ヘラサギ属(Platalea) |
| 分布 |
中国、朝鮮半島、日本など |
| 生息環境 | 干潟、河口、池 |
クロツラヘラサギは中国、朝鮮半島、ロシア東部、日本、東南アジアに分布しています。
朝鮮半島西部、ウラジオストック周辺で繁殖しており、冬になると東南アジアや日本などで越冬します。
日本には冬期に沖縄県や九州に少数が飛来します。
断崖や岩棚に木の枝を使った巣を作り、古巣を使用したり、他のサギ科の巣を奪う事があります。
5~6月に3個の卵を産み、ペアで抱卵し、抱卵期間は25日間程度です。
生息環境の破壊、送電線への衝突などが原因で1995年時点では500羽程度にまで減少しましたが、2012年には約2,500羽程度が確認されています。
日本では2012年に283羽が飛来しています。
IUCNのレッドリストでは絶滅危惧IB類に指定されています。
クロツラヘラサギを展示している水族館!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年9月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
クロツラヘラサギを展示しているJAZA加入の施設は8ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
クロツラヘラサギと多摩動物公園
多摩動物公園ではウォークインバードケージにてクロツラヘラサギを展示しています。

多摩動物公園では上のようにオープンな空間でクロツラヘラサギを展示しており、多くの個体が展示されています。
ケージ越しではなく、直接見ることができ、羽ばたいたりする姿も見ることができます。
クロツラヘラサギと同じ場所ではクロトキ、アカツクシガモ、カルガモ、マガン、コクガンが展示されています。
ウォークインバードケージの他の場所ではナベコウ、ニシコウノトリ、タンチョウ、ソデグロヅル、ムラサキサギを直接見る事ができる展示場があります。
クロツラヘラサギを展示している施設の一覧
クロツラヘラサギを展示しているJAZA加入の施設は8ヵ所です。
| 埼玉こども動物公園 | 狭山智光山動物園 | 多摩動物公園 |
| 井の頭文化園 | 野毛山動物園 | 葛西臨海水族園 |
| 徳山動物園 | ときわ動物園 |
ここまで
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