今回紹介するのは鳥羽水族館のザリガニコーナーで、他の水族館では珍しいザリガニがメインの展示エリアです。
鳥羽水族館のザリガニコーナーについて
鳥羽水族館のザリガニコーナーは通路の傍にある展示エリアで、エントランスホールからすぐの位置にあります。
上の写真のように他の展示エリアと比較すると面積は狭いですが、ザリガニにスポットをあてた珍しい展示となっています。
ザリガニコーナーではアメリカザリガニ、ウチダザリガニ、ニホンザリガニ、マロンが展示されています。
円柱型の大きな水槽ではマロン、奥の幅広い水槽ではアメリカザリガニが展示されています。
上の小さな水槽の中にはアメリカザリガニが1匹ずつ展示されており、品種改良された色とりどりのアメリカザリガニを見ることができます。
ザリガニコーナーで展示されている種類について
ザリガニコーナーで展示されている種類は少ないですが、その中からオススメの種類を紹介していきます。
上の写真はマロンというオーストラリアに生息している大型のザリガニで、38cm2,700gもの個体も記録されている、淡水ザリガニの中でも3番目に大きくなる種類です。
最も大型に成長する淡水ザリガニはタスマニ島に生息しているタスマニアオオザリガニという種類で、76cm4.5kgという記録もあります。
上の写真は赤茶色ですが、青色の個体も展示されていました。
私が訪れた際は青色の個体は障害物で隠れてチラ見えしている状態でした。
食用として利用される事もあり、オーストラリア国外でも養殖が行われています。
続いて紹介するのはアメリカザリガニで、小さな水槽の中で様々なカラーバリエーションに品種改良されたアメリカザリガニを展示しています。
観賞用に様々な品種改良が行われている種類ですが、食用として養殖している国も多く、中国ではザリガニブームで大量に消費されているようです。
野生で見られるような真っ赤なアメリカザリガニも展示されており、品種改良された個体との違いを見ることもできます。
珍しいザリガニをメインに展示している展示エリアですが、展示されている種類はあまり多くありません。
しかし、青色の大型ザリガニ「マロン」や様々なカラーバリエーションのアメリカザリガニなど見所も多いエリアなので訪れた際は是非観察してみてください。
ここまで
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