今回紹介する伊勢シーパラダイスの展示は海底ごろりんホールという展示エリアで、館内最大の水槽が設置されている展示エリアで、ソファーに寝転がりながら水槽を見ることができます。
そんな海底ごろりんホールと海底ごろりんホールの下の階にあたる1階部分の紹介を行います。(情報は2020年9月来訪時点)
海底ごろりんホールについて
海底ごろりんホールは名前の通りソファーに寝転がりながら水槽を見ることができる展示エリアで、伊勢シーパラダイス内で最大の水槽が設置されています。
上の写真は実際に座ってから撮影したもので、映っているのは一部で更に右側に続いています。
上の水槽は回遊魚がグルグルと回遊できるような作りになっており、四角のドーナツのような形状をした水槽です。
ソファーが設置されているのは正面だけですが、歩いて水槽の周りを1周することもできます。
上の写真は水槽正面に設置されているソファーやテーブルです。(近くでアシカショーを行っている時間帯に撮影したので、他のお客さんは1人もいませんでした)
上の写真のようにソファーやマットの近くにはテーブルの中に水槽が埋め込まれているテーブルが設置されており、テーブルによって飼育されている生物が異なります。
小さい水槽なので小型種が展示されていますが、小さくても派手な種類が展示されていました。
肝心の回遊水槽に展示されているは4種類だけで、アオウミガメ、ギンガメアジ、スギ、ロウニンアジでした。
展示されている魚のほとんどがギンガメアジで、アオウミガメは2匹が展示されているようです。
上の写真が最も多く展示されているギンガメアジで、目の後方で鰓蓋の上部に黒色の斑点があります。
ロウニンアジには、この黒色の斑点がない事で見分けることができます。
水槽内をグルグルと回遊しているギンガメアジと一緒に水槽の周りを1周することもできます!
海底ごろりんホールの下の階(魚館)について
海底ごろりんホールの1階部分はアシカショーが行わる場所の隣にあり、人も少ないエリアでしたが、面白い展示もあるので合わせて紹介していきます。
1階部分も海底ごろりんホールと同じようにエリア全体が暗くなっており、水槽の照明で水槽の位置が分かりやすくなっています。
上の写真に写っている水槽でエリア内の水槽のほとんど全てであり、水槽の数自体はまり多くありません。
設置されている水槽の多くで海水魚が展示されており、コバンザメ、オオクチイシナギ、ヒラメ、ハリセンボンなどが展示されていました。
このエリアのメインの展示生物は上の写真のノコギリエイです。
ノコギリエイは展示している施設も少なく、伊勢シーパラダイス以外では登別マリンパークニクス、伊勢シーパラダイス、京急油壺マリンパーク(2021年9月閉館)でのみ展示されています。
伊勢シーパラダイスで展示されている個体は33年も飼育されている長寿個体で、日本で最も長生きの個体のようです。
エリア内には上のように小さな淡水魚を展示している水槽もあります。
左側がニューギニアレインボーフィッシュという魚で、ヒラヒラとした鰭がとても綺麗です。
上の写真は1階から2階に上がる階段の手前にあり、足湯コーナー みそぎフィッシュという名称が付けられています。
この足湯コーナーではガラ・ルファ(ドクターフィッシュ)が大量に飼育されており、手を入れると角質を食べるために寄ってきます。(感染症対策のため、私が訪れた際は手のみの利用となっていました。)
館内の端の方にあるためか人は少なかったですが、館内で最大の水槽が設置されている海底ごろりんホールについて紹介していきました。
1階部分にもノコギリエイというおそらく、館内で最も大型の魚が展示されているため、訪れた際は是非観察してみてください。
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。