三重県 伊勢シーパラダイス

伊勢シーパラダイスのタツノオトシゴの展示について紹介!(タツノオトシゴのくに)

今回紹介する伊勢シーパラダイスの展示はタツノオトシゴで、展示されているタツノオトシゴ属は10種類前後と国内でもトップクラスの展示種類数を誇っています。(おそらく、日本で最もタツノオトシゴの展示種類数が多い水族館です。)

タツノオトシゴのメスはオスの育児嚢内に卵を産卵し、オスの育児嚢内で孵化し成長してから育児嚢から出てくるのでオスが子供を出産しているようにも見える生態を持っています。

このようにオスとメスが協力して繁殖活動を行うため、伊勢シーパラダイスの近くにある夫婦岩(夫婦和合や縁結びなどのご利益のあるパワースポットとして有名です。)とも掛けているのかもしれませんね!


伊勢シーパラダイスのタツノオトシゴのくにについて

伊勢シーパラダイスのタツノオトシゴのくには2020年7月にオープンしたばかりの展示エリアで、タツノオトシゴ属だけでも10種類が展示されていました。(私が訪問した2020年10月時点)

上の写真はタツノオトシゴの国の中で撮影した写真で、上のように透明度の高い水槽が机の上に並んでいます。(写真は一部で、映っていない水槽もあります。)

水槽のレイアウトはシンプルで、岩や人口水草などの障害物に絡みついている姿を見ることができます。

上の写真は入り口を撮影したもので、上に写っている水槽がこのエリア内で最大の水槽で、ポットベリーシーホースという大型のタツノオトシゴの仲間が展示されていました。

エリア内に設置されている水槽は上のように小型の水槽も多く、クリアで非常に観察しやすい水槽となっています。

基本的には1水槽に1種類のみが展示されているので、難しい種類の判別をする必要がありません。

ほとんどの水槽では1水槽1種類が展示されていますが、例外的に幅の広い大型の水槽では複数の種類が展示されており、トゲヨウジ、オイランヨウジ、イシヨウジ、ヨウジウオなどタツノオトシゴ属と近い仲間のヨウジウオ属の魚が展示されていました。(ヨウジウオ属はタツノオトシゴ属と同じヨウジウオ科に分類されています。)

この水槽の中で展示されているオイランヨウジという種類は派手な見た目をしており、綺麗なので探してみてください。


ここからはタツノオトシゴの国で展示されているタツノオトシゴについて紹介していきます。

タツノオトシゴのくにで展示されているタツノオトシゴ

タツノオトシゴの国で展示されているタツノオトシゴの中から珍しい種類やオススメの種類をピックアップして紹介していきます。

私が訪問した2020年10月時点では以下の種類が展示されていました。

カリビアンシーホースクロウミウマ
サンゴタツシドニーシーホース
タイガーテールシーホースタカクラタツ
タツノオトシゴハナタツ
ヒメタツポットベリーシーホース

この中ではカリビアンシーホース、シドニーシーホースが日本の水族館では伊勢シーパラダイスでのみ飼育されています。(訪問時も展示されているかは不明です。)

ここからは数種類をピックアップして紹介していきます。

・シドニーシーホース

シドニーシーホースはシドニーの河口域にのみ生息しているタツノオトシゴの仲間で、日本では伊勢シーパラダイスでしか展示されていない珍しい種類です。

吻が細長く、頭は尖っており、ぱっちりとした大きな目を持っている見た目も特徴的な種類です。

体型もスリムでモデルのような体型をしたタツノオトシゴです。 観賞魚として流通する事が極稀にありますが、非常に珍しい種類なので訪れた際は是非観察してみてください。

シーホースとは英語でタツノオトシゴの意味で、日本でもタツノオトシゴを「海馬」と書く事もあります。

オオウミウマやクロウミウマといった和名が付けられているタツノオトシゴもおり、クロウミウマは伊勢シーパラダイスでも展示されていました。

・カリビアンシーホース

カリビアンシーホースは「ナガバナタツ」や「ロングスナウトシーホース」といった名称で呼ばれる事もあるタツノオトシゴで、別名からも分かるように長い吻(口)が特徴です。

名前から分かるようにカリブ海などに生息しているタツノオトシゴで、この種類も日本では伊勢シーパラダイスでのみ展示されています。

環境によって体色を大きく変化させる種類で、伊勢シーパラダイスで展示されている個体達も最初は橙色だったのが、黄色に変化したようです。

タツノオトシゴの仲間の中でも出産数が多い種類としても知られており、多い個体では1,000頭以上を出産するようです。

・ポットベリーシーホース

ポットベリーシーホースは最大で35cm程度にまで成長する事もある大型のタツノオトシゴの仲間です。(日本国内で見られる大型のタツノオトシゴはオオウミウマという種類で、全長25cm程度にまで成長します。)

オーストラリア周辺の海に生息している種類ですが、大型のタツノオトシゴという事でインパクトがあるためか、割と多くの水族館で展示されています。

タツノオトシゴのくにエリアでは上の写真の奥の方に移っている円柱型の水槽の中でポットベリーシーホースが展示されています。

しかし、この水槽はあまり観察しやすい水槽ではありません。

ポットベリーシーホースはタツノオトシゴのくにエリアの近くにある、ふれあい魚館エリアでも展示されています。

ふれあい魚館では上の写真のような水槽の中でポットベリーシーホースが展示されており、横からも上からも観察でき、ガラス面もクリアで観察しやすい展示となっています。

他のタツノオトシゴと比べても大きいので細部を観察しやすく、タツノオトシゴの鰭も見やすいので是非観察してみてください!(背中の部分にある鰭を一生懸命動かして泳いでいます。)

・タイガーテールシーホース

最後に紹介するのがタイガーテールシーホースという種類で、名前の由来にもなっている虎模様のような尾が特徴です。

個人的には非常に好きなタツノオトシゴで、体の模様がカッコイイ種類です。

展示している水族館は日本動物園水族館(JAZA)加入の施設のうち4施設と少なく、珍しい種類となっています。

伊勢シーパラダイスで展示されているタイガーテールシーホースは東京都の「しながわ水族館」から2020年3月に来館したようです。

上の写真は しながわ水族館で展示されていたタイガーテールシーホースで、大量の個体が展示されていました。(小さい個体は尾だけではなく、体部分にも縞模様があります。)


珍しい種類やオススメの種類を紹介していると外国に生息している種類ばかりになりましたが、日本に生息しているタツノオトシゴ、クロウミウマ、サンゴタツ、タカクラタツといった種類も展示されています。

展示されている生物だけではなく、手書きの紹介ボードやタツノオトシゴについての説明、タツノオトシゴのくにエリア内の装飾も見所です!


日本で最も充実したタツノオトシゴの展示を行っている水族館で、多くの種類を見ることができます。

タツノオトシゴが好きな方に非常にオススメできる水族館ですので、是非訪れてみてください!


ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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