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動物図鑑-バーバリーシープ(Ammotragus lervia)

バーバリーシープはアフリカ大陸北部に分布しており、アフリカ大陸に分布している唯一のヒツジの仲間です。

バーバリーシープについて!

バーバリーシープは体長130~160cm程度にまで成長する鯨偶蹄目ウシ科バーバリーシープ属の動物です。

バーバリーシープは茶色の体色をしており、性別に関わらず頭部には大きく湾曲した角を持ちます。

頸部~肩にかかて鬣のような体毛が伸長しており、砂が多く舞っている場合などはこの体毛に顔を埋めて体内に砂が入る事を防ぎます。

岩場や高地で生活しているため、眼鏡な脚を持っており、2m近くのジャンプを行う事ができます。

食性は草食で草、木の葉、果実、苔類などを捕食しています。

和名バーバリーシープ
学名Ammotragus lervia
英名Aoudad
鯨偶蹄目(Cetartiodactyla)
ウシ科(Bovidae)
バーバリーシープ属(Ammotragus)
分布アフリカ北部
生息環境砂漠、岩場

バーバリーシープはアフリカ北部に点在的に分布しています。

狩猟用にアメリカのカリフォルニア州、テキサス州、ニューメキシコ州などに移入されています。(スペインやメキシコなどにも移入されています。)

現在は6つの亜種に分類されています。

砂漠や岩場に生息しており、水が少ない環境のため、必要な水分を植物から得る事ができます。(水場があれば直接補給する事もします。)

妊娠期間は約150~165日間程度で、1度に1頭を出産しています。

生息地は肉や毛を利用するために乱獲された事により、生息数は減少しています。IUCNのレッドリストでは絶滅危惧II類に指定されています。

バーバリーシープを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

バーバリーシープを展示しているJAZA加入の施設は11ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

バーバリーシープと上野動物園

上野動物園では西園にてバーバリーシープを展示しています。

上野動物園では複数のバーバリーシープを展示しており、2005年には

バーバリーシープの近くではコビトカバ、カバ、小型の哺乳類を展示した小獣館、クビワペッカリー、オオカンガルーなどが展示されています。

バーバリーシープを展示している施設の一覧

バーバリーシープを展示しているJAZA加入の施設は11ヵ所です。

群馬サファリ東武動物公園上野動物園
大島公園須坂動物園富士サファリ
日本平動物園秋吉台サファリ福岡市動物園
九州サファリ平川動物園 

展示している施設の中でも大島公園は大型の展示場で多くの個体が展示されており、繁殖している個体を見ることができる機会も多いです。 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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