コモンマーモセットはブラジル東部に分布している小型のサルで、愛嬌のある見た目と行動からペットとして人気のある種類です。
コモンマーモセットについて!
コモンマーモセットは体長20cm程度にまで成長する霊長目マーモセット科Callithrix属の動物です。
コモンマーモセットは茶色、黒色、灰色などの体色をしており、耳は白色の長生に覆われています。
顔部は灰色をしており、尾は黒色と灰色の縞模様になっています。
指は他のマーモセット科の動物と同じように、鉤爪を持っていますが、足の親指だけは平爪になっています。
食性は雑食で、果実、種子、花、両生類、爬虫類などを捕食しています。
コモンマーモセットさん、可愛い!#コモンマーモセット pic.twitter.com/ajX18kgGHi
— 五和@動物系ブログ運営中 (@BfngVpdKPA11in5) 2021年6月14日
和名 | コモンマーモセット |
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学名 | Callithrix jacchus |
英名 | Common marmoset |
目 | 霊長目(Primates) |
科 | マーモセット科(Callitrichidae) |
属 | Callithrix属(Callithrix) |
分布 | ブラジル東部 |
生息環境 | 森林、サバンナ |
コモンマーモセットはブラジル東部に分布しています。
森林、サバンナなどに生息しており、10頭前後の群れを形成する事が多いです。
群れは1頭のオスと1~2頭のメス、その子供や兄弟で形成されており、オスは自分の親族関係にあるメスとは繁殖しません。
妊娠期間は約5ヵ月で、出産後に10日後から交尾できるようになるため、年に2回繁殖する事も多いです。(他のメスと協力して子供を育てる事があります。)
生まれて3ヵ月程度で
生息環境の開発が進んでおり、生息数は減少していると考えられますが、生息数が多く絶滅のおそれは低いと考えられています。
ペットや実験動物として利用されています。
ペットとして人気のある動物ですが、成長するにつれて人間にとって扱いずらくなるため、捨てられる個体も多いです。
コモンマーモセットを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年5月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
コモンマーモセットを展示しているJAZA加入の施設は17ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
コモンマーモセットと千葉市動物公園
千葉市動物公園では動物科学館にてコモンマーモセットを展示しています。
千葉市動物公園の動物科学館では夜行獣、小型のサル、バードホールという3つのエリアに分けられており、コモンマーモセットは小型のサルが展示されている2Fで展示されています。
複数のコモンマーモセットを展示しており、2020年11月に2頭の赤ちゃんが誕生しました。
この動物科学館の2Fではコモンマーモセットをワタボウシパンシェ、エンペラータマリン、ピグミーマーモセット、アカテタマリンなどを展示しています。
コモンマーモセットを展示している施設の一覧
コモンマーモセットを展示しているJAZA加入の施設は17ヵ所です。
大森山動物園 | 那須どうぶつ王国 | 群馬サファリ |
かみね動物園 | 上野動物園 | 千葉市動物公園 |
夢見ヶ崎動物公園 | 遊亀公園動物園 | 飯田動物園 |
シャボテン動物公園 | 日本平動物園 | 浜松動物園 |
アドベンチャーワールド | 王子動物園 | 神戸どうぶつ王国 |
姫路セントラルパーク | 長崎バイオパーク |
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。