プレイスはヨーロッパツノガレイと呼ばれることもある大型のカレイです。
ヨーロッパの水産資源として重要な種類で、一般的に食用として利用されています。
プレイスについて!
プレイスは最大で1mまで成長するカレイ目カレイ科の魚です。
プレイスは駱駝色をしており、表面にはオレンジ色の小さな斑点があります。
ヨーロッパツノガレイと呼ばれることもあるように、ツノガレイ属の魚ですが表皮にはとげがないようです。
食性は肉食で無脊椎動物を食べているようです。
和名 | プレイス(ヨーロッパツノガレイ) |
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学名 | Pleuronectes platessa |
英名 | European plaice |
目 | カレイ目(Pleuronectiformes) |
科 | カレイ科(Pleuronectidae) |
属 | ツノガレイ属(Pleuronectes) |
分布 |
北東太平洋~グリーンランド等 |
生息環境 | 沿岸、汽水、淡水 |
プレイスは地中海沿岸や北東太平洋、グリーンランドなどで見られます。
水深10m~50mの浅い砂底、泥底の海底に多く生息しています。
淡水や汽水域で見られることがあります。
プレイスは食用として利用され、フィッシュアンドチップスの材料として用いられることもあるようです。
ヨーロッパの各地で一般的に食べられていますが、水揚げ量は減少傾向にあり、大型の個体も獲れなくなっているとのデータもあります。
プレイスを展示している水族館!
情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年5月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
JAZA加入の施設のうちプレイスを展示している施設は葛西臨海水族園のみとなっています。
プレイスと葛西臨海水族園
葛西臨海水族園では北海水槽にてプレイスを展示しています。
ビブやランプサッカーといった国内では珍しい魚が展示されている水槽です。
上の画像から分かる通り、多くのプレイスが展示されており、泳いでいる姿を見る機会も多いです。
国内でプレイスを展示している水族館はここだけなので、葛西臨海水族園を訪れた際は是非観察していみてください!
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。