ヨツメウオは名前の通り、目が4つある魚…ではなく目の下半分が水中に目の上半分が水面上に出ていることが由来になっています。
ヨツメウオについて!
ヨツメウオは30cm程度にまで成長するカダヤシ目ヨツメウオ科の魚です。
ヨツメウオは大きなメダカのような見た目をしていますが、目玉が少し飛び出ているように見えます。
ヨツメウオはカダヤシ目最大種です。
ヨツメウオは上の画像のように、水面から目の半分を出しているので水面近くを泳いでいます。
水面の上に顔を出すことで鳥などの外敵をいち早く見つけ隠れられるようになっています。
食性は肉食で水面に落ちた昆虫などを主食にしています。
カダヤシ目の魚なので繁殖方法は稚魚の状態で出産する卵胎生です。
ヨツメウオの仲間はメキシコ~南アメリカ北部にかけて3種類が確認されています。(国内で見られるのはアマゾン川流域等に生息するAnableps anableps が多いです。)
和名 | ヨツメウオ |
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学名 | Anableps anableps |
英名 | Four-eyed fish |
目 | カダヤシ目(Cyprinodontiformes) |
科 | ヨツメウオ科(Anablepidae) |
属 | ヨツメウオ属(Anableps) |
分布 |
アマゾン川等 南米北東部 |
生息環境 | 河川 |
ヨツメウオは南米北部に生息しており、トリニダード島~アマゾン川水系の淡水~汽水域に生息しています。
変わった生態をしているため、水族館の展示生物としても利用されていますが、意外と飼育が難しいようです。
ヨツメウオを展示している水族館!
情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年5月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
ヨツメウオを展示しているJAZA加入の施設は4ヵ所となっています。
サンシャイン水族館 | しながわ水族館 | NIFREL |
須磨水族園 |
ヨツメウオと しながわ水族館
しながわ水族館では珍しい魚たちエリアでヨツメウオを展示しています。
しながわ水族館では群れでヨツメウオを展示しています。
ヨツメウオは水面から目を出していることから分かる通り、臆病な魚なので魚から人が見えないような仕組みになっているのか分厚い水槽で展示されています。
ちょっと暗めの水槽なので写真は撮りにくいですが、肉眼では目を水面に出しながら泳いでいる姿を観察できます!
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。