今回紹介する魚は大型熱帯魚の中でも知名度の高いアジアアロワナについてです!
観賞魚としても人気の高い種類で、高価で取引されています。
アジアアロワナについて!
アジアアロワナは最大で90cmとアロワナの仲間で大型の種類になります。
60cmと聞くとあまり大きく聞こえませんが、アジアアロワナは体高があるので体長以上に大きく見えます!
シルバーアロワナと比べると短く太いのが特徴です!
アロワナと言えば高い観賞魚でお金持ちが飼うイメージがあるかもしれません。
そのイメージはアジアアロワナから来ており、アロワナの仲間で最大種であるシルバーアロワナは安価に流通しています。(餌代や飼育設備・維持費を考えるとお金持ちなイメージは変わりませんが)
それに比べるとアジアアロワナは数百万するような個体もおり、多くの愛好家がいる種類です。
口の可動域を見ても分かる通り、口が上に大きく開く昔から姿を変えていない魚類によく見られる特徴をしています。
基本的には水面付近に餌が来るのを待ち構えているのですが、ダイナミックに襲い掛かり獲物の位置がズレたりするため、あまり捕食は上手ではないようです。(水面を割ってくるアジアアロワナの迫力は凄いです!)
一番上の個体よりも小さい個体で、身体の上の方が黒くなっています。
アジアアロワナと一言で言っても、何種類かに分かれているのでは?という提案もされたりしています。
和名 | アジアアロワナ |
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学名 | Scleropages formosus |
英名 | Asian arowana |
目 | アロワナ目(Osteoglossiformes) |
科 | アロワナ科(Osteoglossidae) |
属 | Scleropages属(Scleropages) |
分布 |
東南アジアの島々 |
生息環境 | 淡水の湖 |
東南アジアの各島の湖に生息しています。
これは、アジアアロワナが東南アジアの島々が分裂前から存在していたためだと考えられています。
特に人気が高いのが、ボルネオ島に分布している赤いアロワナで、紅龍と呼ばれているアロワナです!
アジアアロワナを展示している水族館!
情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年3月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
アジアアロワナはJAZA加入の施設のうち、18カ所で展示されています!
円山動物園 | 千歳水族館 | 福島海洋科学館 |
桐生が岡動物園 | 上野動物園 | 足立区生物園 |
サンシャイン水族館 | しながわ水族館 | 八景島シーパラダイス |
寺泊水族博物館 | 姫路セントラルパーク | 鳥羽水族館 |
伊勢シーパラダイス | 大阪海遊館 | のいち動物公園 |
桂浜水族館 | おさかな館 | 宮島水族館 |
アジアアロワナでも様々な色の品種がいるので、色んな水族館に見に行くのも面白いかもしれません。
アジアアロワナとサンシャイン水族館
サンシャイン水族館では、アジアの河川という水槽に展示されています!
堂々とゆったり泳いでおり、観察しやすいです!
身体も大きく、ヒレや身体に傷もなくとても綺麗な個体です!
奥行きがある水槽で展示されていますが、前面にいることも多いので観察しやすいです!(隣の水槽にシルバーアロワナ、2つ隣の水槽にはエレファントフィッシュ、バタフライフィッシュとアロワナ目が多く展示されています!)
アジアアロワナと足立区生物園
足立区生物園では飼育展示室にてアジアアロワナを展示しています。
こちらの個体では背中の方が黒くなっています!
このようなアジアアロワナを見かけますが、模様なのでしょうか??
顔のアップです!!
サンシャイン水族館に展示されている個体と比べると小さめです!
アジアアロワナと しながわ水族館
しながわ水族館は世界の大河からというエリアに展示されています。
しながわ水族館のアジアアロワナのみを観察するのには向きません…
大きな水槽で様々な種類の魚が展示されているためです!
しかし、しながわ水族館の大型淡水魚展示水槽は都内で最も充実した水槽ですので、是非見てみてください!
グリーンアジアアロワナと呼ばれているインドネシアなど広くに生息している品種だと思われます。
アジアアロワナと上野動物園
アジアアロワナは上野動物園にも展示されています。
上野動物園の爬虫類・両生類館にアジアアロワナが多く展示されています!
上のように赤色のアジアアロワナも展示されており、とても綺麗です!
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。