今回紹介するシコクスズメダイは和名に地名が入っているスズメダイになります。
シコクスズメダイの他にはアマミスズメダイやナガサキスズメダイなども国内の地名が名前になっています。
シコクスズメダイについて!
シコクスズメダイは8cm程度に成長するスズメダイの仲間です。
体色は青みがかった黒っぽい色と身体の後半が白くなっているのが特徴です。
子供の頃は半透明のグレーの見た目をしています。(小さい頃から後半部分は白色になっています。)
尾びれがヒラヒラとしている個体もいますが、他の生き物に齧られやすいためかヒラヒラがない個体も多いようです。
尾びれのヒラヒラで気を引いて生き延びるための手段なのかもしれませんね。
他のスズメダイに見た目が似ている種類が多い魚です。(国内ではモンスズメダイやアマミスズメダイなど)
和名 | シコクスズメダイ |
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学名 | Chromis margaritifer |
英名 | Bicolor chromis |
目 | スズキ目(Perciformes) |
科 | スズメダイ科(Pomacentridae) |
属 | スズメダイ属(Chromis) |
分布 |
西~中部太平洋 |
生息環境 | 岩礁 |
和名に四国という地名が入っていますが、四国の固有種ではなく西部太平洋で見ることができる種類です。(国内では千葉県以南)
身体が小さいため食用としては利用されていませんが、観賞魚として流通することがあります。
シコクスズメダイを展示している水族館!
情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年3月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
シコクスズメスズメダイはJAZA加入の施設のうち7箇所で展示されています。
福島海洋科学館 | 鴨川シーワールド | 葛西臨海水族園 |
新潟市水族館 | 宮津水族館 | 須磨水族園 |
かごしま水族館 |
国内の多くの地域で見られる種類ですが展示している水族館は少なめです。
シコクスズメダイと葛西臨海水族園
葛西臨海水族園では伊豆七島水槽でシコクスズメダイを展示しています。
同じ水槽内にはキンギョハナゴイの群れが展示されています。
伊豆七島は東京都にある離島ですが伊豆七島でもシコクスズメダイは見られます。
この水槽の主役は華やかなキンギョハナゴイですが、シコクスズメダイも探してみてください。
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。