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水族館魚図鑑-ハリセンボン(Diodon holocanthus)

今回紹介する魚はユニークな見た目から知名度も高いハリセンボンです!

膨らむとトゲを立てたボール状の形になり身を守ることで知られています。

 

 

ハリセンボンについて!

ハリセンボンは最大30cm程度にまで成長する中型のハリセンボンです。

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ハリセンボン科の仲間は世界中に20種類ほど確認されています。(ハリセンボン属の種類はそのうち5種類です。)

ハリセンボン属に属するのは ハリセンボン、ヒトヅラハリセンボン、ネズミフグ、サザングローブフィッシュ、ヤセハリセンボンです。

見た目の特徴としては、各ヒレに斑点が見られず、身体には小さな黒点が散りばめられています。

ハリセンボン属は種類も少ないので特徴を覚えておくと見分けられるようになります。

また、フグは見た目はフグに似ていますが、ハリセンボン属の5種は無毒で食用可です!

 

和名 ハリセンボン
学名 Diodon holocanthus
英名 Porcupinefish
フグ目(Tetraodontiformes)
ハリセンボン科(Diodontidae)
ハリセンボン属(Diodon)
分布

世界中の熱帯~温帯

生息環境  

ハリセンボンは世界中の暖かい海域で見られます。

英名の「Porcupinefish」はヤマアラシのような魚という意味になります。

沖縄ではアバサー汁(ハリセンボンの味噌汁)等で食べられています!(皮が分厚く身の部分は意外と少ないようです…)

他のハリセンボンの仲間と同じく、甲殻類など動きが遅い生物を主食としています。

ハリセンボンを展示している水族館!

情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年3月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

ハリセンボンを展示しているJAZA加入の施設は43ヶ所になります。

小樽水族館 サンピアザ水族館 登別ニクス
加茂水族館 福島海洋科学館 大洗水族館
鴨川シーワールド サンシャイン水族館 葛西臨海水族園
しながわ水族館 アクアパーク品川 すみだ水族館
八景島シーパラダイス 新潟市水族館 上越水族博物館
寺泊水族博物館 下田海中水族館 東海大海洋博物館
魚津水族館 のとじま水族館 越前松島水族館
碧南水族館 名古屋港水族館 宮津水族館
京都水族館 鳥羽水族館 志摩マリンランド
串本海中公園 大阪海遊館 NIFREL
須磨水族園 城崎マリンワールド しまね海洋館
足摺海洋館 おさかな館 宮島水族館
海の中道水族館 ペンギン水族館 かごしま水族館
美ら海水族館    

国内の多くの水族館で展示されている種類です。

ハリセンボンと すみだ水族館(2019年11月)

すみだ水族館では、アクアギャラリー内の水槽に展示されていました。(クラゲの新規水槽のためアクアギャラリーがなくなったので現在は不明)

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小さな水槽内で展示されているため、観察しやすい水槽でした!

すみだ水族館のアクアギャラリーはライトアップされており、本来の色が良く分からないのが難点です…

 

ハリセンボンと しながわ水族館(2020年2月)

しながわ水族館では、海の宝石箱でハリセンボンが展示されています。

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水槽内の上層を泳いでいることが多いので見つけるのは簡単です。

ハリセンボンの仲間は警戒心が薄いのか人が居てもガラス面の近くを泳いでいることが多いので写真を撮りやすいです!

 

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えさやりの時間には俊敏に動き回りえさを確保する姿を見ることができます!

ヒレを動かしながら位置調整を行いながらエサを食べる姿は可愛らしいです! 

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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