クリプトプテルス・アポゴンはシノニムである「Kryptopterus apogon」をそのまま読んだものが現在の流通名として利用されているナマズの仲間です。
日本では観賞魚として稀に流通します。
クリプトプテルス・アポゴンについて!
クリプトプテルス・アポゴンは体長1m以上に成長するナマズ目ナマズ科Phalacronotus属の魚です。
クリプトプテルス・アポゴンはサーベルのような体型をしており、光沢のある青みがかった銀白色の体色をしています。
ナマズの仲間ですが、ヒゲは細く短いです。
食性は肉食で小型の魚類を主食としています。
和名 | クリプトプテルス・アポゴン |
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学名 | Phalacronotus apogon |
英名 | |
目 | ナマズ目(Siluriformes) |
科 | ナマズ科(Siluridae) |
属 | Phalacronotus属(Phalacronotus) |
分布 |
メコン川流域、中国雲南省 スマトラ、ボルネオ |
生息環境 | 河川、湖 |
クリプトプテルス・アポゴンはメコン川流域、チャオプラヤ川流域の他、マレー半島、スマトラ島、ボルネオ島の東南アジアの一部に生息しています。
現地では食用としてして利用されており、美味しい白身魚のようです。
スープや焼き料理、蒸し料理など幅広い料理で使用されています。
クリプトプテルス・アポゴンを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
クリプトプテルス・アポゴンを展示しているJAZA加入の施設はありません。
JAZA加入の施設ではありませんが、新江ノ島水族館で展示されていました。(2020年11月時点)
クリプトプテルス・アポゴンと新江ノ島水族館
新江ノ島水族館では皇室ご一家の生物学ご研究エリアにてクリプトプテルス・アポゴンを展示しています。
新江ノ島水族館では皇室ご一家の生物学ご研究エリアというハゼやナマズの仲間が多く展示されているエリアでクリプトプテルス・アポゴンを展示しており、このエリアの他の水槽は小型種が中心ですが、この水槽では1mを超えるような大型種が展示されています。
この水槽ではクリプトプテルス・アポゴンの他にマーブルランサー、パービャウ、セイルフィン・プレコが展示されています。
この中でもパービャウは同じような体型をしており、似ているので是非見比べてみてください。(パービャウもJAZA加入の施設では展示されていません。)
ここまで
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