ロシアチョウザメはロシアとヨーロッパの間付近に生息しているチョウザメの仲間で、2m前後とチョウザメの中ではやや小型の種類です。
ロシアチョウザメについて!
ロシアチョウザメは2m以上に成長するチョウザメ目チョウザメ科チョウザメ属の魚です。
ロシアチョウザメは背側が黒色で腹側は白色をしており、体側の中央部には目立つ硬鱗の列が並んでいます。
他の多くのチョウザメ科の種類よりも吻が短いです。
背側の硬鱗も大きく、目立っています。
食性は肉食で水生昆虫や甲殻類、魚類等を捕食しています。
和名 | ロシアチョウザメ |
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学名 | Acipenser gueldenstaedtii |
英名 | Russian sturgeon |
目 | チョウザメ目(Acipenseriformes) |
科 | チョウザメ科(Acipenseridae) |
属 | チョウザメ属(Acipenser) |
分布 | 黒海、アゾフ海、カスピ海 |
生息環境 | 河川、海 |
ロシアチョウザメは黒海、カスピ海、アゾフ海に生息しています。
普段は海で生活していますが、産卵期になると川を遡上します。
IUCNのレッドリストでは絶滅危惧IA類に指定されています。
ロシアチョウザメを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
ロシアチョウザメを展示しているJAZA加入の施設は3ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
ロシアチョウザメと千歳水族館
千歳水族館ではサーモンゾーンエリアにてロシアチョウザメを展示しています。
千歳水族館では上のような大きな水槽でロシアチョウザメを展示しています。
この水槽ではロシアチョウザメの他にシロチョウザメ、ベステル、バイカルチョウザメ、アムールチョウザメ、イトウ、マスノスケ、ブラウントラウトなどが展示されています。
ロシアチョウザメは展示されている他のチョウザメの仲間と比べると小型の個体が展示されており、特徴的な見た目をしているので簡単に見分けることができます。
ロシアチョウザメを展示している施設の一覧
ロシアチョウザメを展示しているJAZA加入の施設は3ヵ所です。
千歳水族館 | 琵琶湖博物館 | 須磨水族園 |
ここまで
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