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水族館魚図鑑-シマウミヘビ(Myrichthys colubrinus)

シマウミヘビは毒々しい見た目をしており、いかにも毒を持っていそうですが毒を持っていません。

毒を持っているのは爬虫類のウミヘビでシマウミヘビはウナギ目ウミヘビ科に分類される魚類です。

 

 

シマウミヘビについて!

シマウミヘビは1mまで成長するウナギ目ウミヘビ科ゴイシウミヘビ属の魚です。

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白と黒のストライプ柄をしており、尻尾は先端に行くにつれ細くなっています。

猛毒を持つクロガシラウミヘビに擬態した見た目をして身を守っており、シマウミヘビ自体は無毒です。

有毒のウミヘビは爬虫類なので鱗を持ち、魚類のウミヘビは鱗がないので見分けることができます。(名前はどちらも○○ウミヘビなので、名前ではよく分かりません。)

 

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猛毒を持つウミヘビに擬態しているためか日中にも活発に泳ぎ回ります。(他のウナギ目のウミヘビの多くは日中は砂の中に潜ったりして隠れていますが、シマウミヘビは日中でも活発に活動する珍しい種類です。)

体をクネクネとくねらせながら推進力を得て泳ぎます。

肉食性で腐肉を食べていると言われていますが詳しくは分かっていないようです。

 

和名 シマウミヘビ
学名 Myrichthys colubrinus
英名 Harlequin snake eel
ウナギ目(Anguilliformes)
ウミヘビ科(Ophichthidae)
ゴイシウミヘビ属(Myrichthys)
分布

インド洋~太平洋

生息環境 サンゴ礁

国内では琉球諸島など暖かい海域にて見ることができるようです。

毒々しい見た目をしていますが、無毒のためか観賞用として流通することがあるようです。

 

シマウミヘビを展示している水族館!

情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

シマウミヘビを展示しているJAZA加入の施設は7ヶ所となっています。

しながわ水族館 東海大海洋博物館 越前松島水族館
姫路水族館 玉野海洋博物館 海の中道水族館
大分マリーンパレス    

毒を持たず見た目も特徴的な魚ですが、展示している施設は少なめです。

シマウミヘビと しながわ水族館(2020年2月)

しながわ水族館では珍しい魚たちエリアにてシマウミヘビを展示しています。

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私が訪れた際にはヘコアユとイヌザメの赤ちゃんと一緒に展示されていました。

ウナギのように1ヶ所で留まっておらず水槽内を泳ぐ姿を観察することができる水槽になっています。

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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