アフィオセミオン・バイビテイタムは英名で「Twostripe lyretail 」と呼ばれており、メスの二つの縞模様が由来になっていると思われます。
ロケーションによる色彩の変化が大きい種類です。
アフィオセミオン・バイビテイタムについて!
アフィオセミオン・バイビテイタムは体長5cm程度にまで成長するカダヤシ目Nothobranchiidae科Aphyosemion属の魚です。
上のように不規則な黒色の斑点があり、眼から縦帯が現れる個体もいます。
(東山動物園にてタイプ C-91として展示されていた個体です。 C-91には「Funge C-91」と「Mundemba C-91」という2つのロケーションがあるようですが、Mundembaの方に近い色彩・模様をしています。)
上の個体は明るい茶色の体色をしていますが、ロケーションや個体により差が大きく、明るい青色、紫をしているものもいます。
種小名の「bivittatum」は2つの縞という意味のようですが、メスの模様が由来になっていると思われます。(上はメスの個体)
和名 | アフィオセミオン・バイビテイタム |
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学名 | Aphyosemion bivittatum |
英名 | Twostripe lyretail |
目 | カダヤシ目(Cyprinodontiformes) |
科 | Nothobranchiidae科(Nothobranchiidae) |
属 | Aphyosemion属(Aphyosemion) |
分布 |
ナイジェリア南東部、カメルーン南西部 |
生息環境 | 河川 |
アフィオセミオン・バイビテイタムはナイジェリア南東部、カメルーン南西部に生息しています。
国内でも観賞魚として流通することがあります。
地域による色彩・模様の変化が大きく、その中でも「Funge」(フンゲ)と呼ばれるロケーションが最も一般的に流通しています。
アフィオセミオン・バイビテイタムを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年12月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
アフィオセミオン・バイビテイタムを展示しているJAZA加入の施設は東山動物園のみとなっています。
アフィオセミオン・バイビテイタムと東山動物園
東山動物園では世界のメダカ館にてアフィオセミオン・バイビテイタムを展示しています。
東山動物園ではオスとメスの個体が複数展示されており、個体ごとに色彩・模様の違いがあるので、長い時間見ていても面白い水槽でした。
世界のメダカ館では世界中のメダカが展示されている施設ですが、カダヤシ目、日本淡水魚の展示も充実しています。
ここまで
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