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動物園鳥図鑑-アオバズク(Ninox japonica)

アオバズクは九州以北で夏に見られ、神社の大木の洞についたりと日本で見られる最も身近なフクロウとも言われています。(琉球諸島には亜種のリュウキュウアオバズクが周年生息しています。)

 

 

アオバズクについて!

アオバズクは全長30cm程度にまで成長するフクロウ目フクロウ科アオバズク属の鳥です。

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アオバズクの背部は茶褐色、黒褐色、灰褐色などをしており、腹側は白色に茶色の縦縞模様が入っています。(腹部はオシャレなカフェオレみたいです。)

「アオバズク」という和名は緑が青々と茂る頃に繁殖を行う事が由来となっているようです。

 

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アオバズクは丸い目をしており、黄色の虹彩をしています。

食性は肉食で爬虫類、両生類、昆虫、小型の哺乳類、小型の鳥類を捕食しています。

 

和名 アオバズク
学名 Ninox japonica
英名 Northern boobook
フクロウ目(Strigiformes)
フクロウ科(Strigidae)
アオバズク属(Ninox)
分布

日本、朝鮮半島、中国

東南アジア、ロシア南東部

生息環境 森林

アオバズクは日本、朝鮮半島、台湾、中国、ロシア南東部、フィリピン、インドネシ、ブルネイ、マレーシアなどに分布しています。

夏に日本、朝鮮半島、中国で繁殖活動を行い、冬になると東南アジアに南下して越冬します。(中国南部、東南アジア、南西諸島では周年生息しています。)

2002年にフーアアオバズク(Ninox scutulata)から本種を独立種とする説が提唱されました。

アオバズクは3亜種に分類されています。

・アオバズク(Ninox japonica japonica)

分布地域:九州以北の日本、朝鮮半島南部、東南アジアなど

・リュウキュウアオバズク(Ninox japonica totogo)

分布地域:琉球列島と台湾

・(Ninox japonica florensis)

分布地域:中国東部、ロシア南東部、朝鮮半島北部

他のフクロウと同じように夜行性で、昼は樹上で眠っています。

木の洞の中に巣を作り、1度に2~5個の卵を産みます。

抱卵はメスのみが行い、オスは餌を巣に運んだりと分担して子育てを行います。

アオバズクを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

アオバズクを展示しているJAZA加入の施設は6ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

アオバズクと旭山動物園

旭山動物園では北海道産動物舎にてアオバズクを展示しています。

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旭山動物園では複数のアオバズクが展示されていますが、夜行性なため、目をほとんど閉じている事が多いです。

明るい場所で展示されており、目を開いていると黄色の綺麗な虹彩を見る事ができます。

このエリアではオオコノハズク、コノハズク、ワシミミズクといったフクロウが多く展示されています。

アオバズクを展示している施設の一覧

アオバズクを展示しているJAZA加入の施設は6ヵ所です。

旭山動物園 羽村市動物公園 日本平動物園
豊橋動物園 姫路動物園 久留米鳥類センター
フェニックス動物園 平川動物公園  

 

ここまで

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