鳥図鑑-ペンギン目

鳥図鑑-キタイワトビペンギン(Eudyptes moseleyi)

キタイワトビペンギンはイワトビペンギンの中でも飾り羽が大きくなる種類で、岩場を飛び跳ねるようにすることが名前の由来となっています。

英語では「Northern rockhopper penguin 」と呼ばれています。

キタイワトビペンギンを見たい方は神奈川県の三浦半島にある京急油壺マリンパークがオススメです!!(40羽前後の個体を展示しています。)

 

 

キタイワトビペンギンについて!

キタイワトビペンギンは55cm程度にまで成長するペンギン目ペンギン科マカロニペンギン属のペンギンで、ペンギンの中ではやや小型です。

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キタイワトビペンギンは眼の上に特徴的な黄色の飾り羽があり、赤色の目をしています。 

同じマカロニペンギン属のミナミイワトビペンギンと似ていますが、飾り羽の両がキタイワトビペンギンの方が多い事などで見分けることができるようです。(生息地が離れているため、生息地で見分けることもできます。) 

 

イワトビペンギンは名前の通り、岩を飛び跳ねながら移動している事が名前の由来です。

平面を歩く際にもヨチヨチと歩くよりもジャンプの方が早く移動できるからか、ジャンプする事が多くあります。

 

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真ん中のマフラーを巻いているように毛がモコモコとしている個体は換羽中の個体です。

水族館で飼育されている個体は換羽中でも飼育員さんから餌を貰えますが、野生の個体は換羽中に海中に潜れないため、換羽前の約1ヵ月間で食いだめすることで知られています。(換羽前と換羽後で体重は約40%も減少するようです。)

イワトビペンギンはペンギンの中でも気性が荒い種類だと言われていますが、水族館では他の種類のペンギンと一緒に展示されている場合もあります。(気性は荒くても体が小さいので、バランスがとれている?)

 

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上の個体は飾り羽が無いため、別の種類のペンギンのようにも見えますが、キタイワトビペンギンの若鳥です。

生後1年くらいは上のように飾り羽が無いようですが、成長するにつれて飾り羽も生えてきます。

 

和名 キタイワトビペンギン
学名 Eudyptes moseleyi
英名 Northern rockhopper penguin
ペンギン目(Sphenisciformes)
ペンギン科(Spheniscidae)
マカロニペンギン属(Eudyptes)
分布

南部インド洋、南部大西洋の一部

生息環境 岩礁、外洋

キタイワトビペンギンは南部大西洋のトリスタンダクーニャ島、ゴフ島付近、インド洋南部のアムステルダム島付近に生息しています。

ほとんどの個体が南大西洋にあるトリスタンダクーニャ島とゴフ島で繁殖を行っています。

4月~10月の間は外洋で生活しますが、10月以降は繁殖地に戻り、平地や斜面に巣を作ります。

他の鳥類と比べると夫婦の絆が強い種類で、50%以上のペアが前年と同じ組み合わせで繁殖を行います。

卵は2つ産卵されますが、1つ目に産卵した卵はほとんど場合捨てられます。

2009年時点で1950年代と比較して90%減少しているとされており、IUCNのレッドリストでは絶滅危惧IB類に指定されています。

キタイワトビペンギンを展示している水族館!

情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年9月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

キタイワトビペンギンを展示しているJAZA加入の施設は5ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

キタイワトビペンギンとアクアパーク品川

アクアパーク品川ではワイルドストリートにてキタイワトビペンギンを展示しています。

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アクアパーク品川では関東で唯一キタイワトビペンギンを展示している施設で、ガラス越しにペンギンを見ることができます。

ガラス面に水しぶきが飛んで見にくい事もありますが、泳いでいる姿をガラス越しに見ることができます。

この水槽ではオウサマペンギン、ジェンツーペンギン、キタイワトビペンギン、ケープペンギンの4種類が展示されています。

キタイワトビペンギンと京急油壺マリンパーク

京急油壺マリンパークでは野外のペンギン島エリアにてキタイワトビペンギンを展示しています。

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京急油壺マリンパークでは上のように野外のペンギン展示エリアでキタイワトビペンギンを展示しており、ペンギンとの距離感も近い展示となっています。

このエリア内ではキタイワトビペンギンのみを展示しており、約40羽が展示されています。(国内で飼育されているキタイワトビペンギンの約1/3が京急油壺マリンパークで飼育されています。)

飼育員さんの解説を聞きながらペンギンに餌を与える様子を見ることができるイベントも行われているので、京急油壺マリンパークを訪れた際は参加してみてください。

キタイワトビペンギンと東山動物園

東山動物園では動物園本園のペンギンエリアにてキタイワトビペンギンを展示しています。

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東山動物園で展示されているペンギンのほとんどがフンボルトペンギンですが、展示エリアの端の物陰キタイワトビペンギンがいました。

東山動物園ではオウサマペンギン、キタイワトビペンギン、フンボルトペンギンの3種類が飼育されています。(オウサマペンギンは暖かい時期は別場所に移動するので見ることができません。)

キタイワトビペンギンを展示している水族館の一覧

キタイワトビペンギンを展示しているJAZA加入の施設は5ヵ所です。

男鹿水族館 アクアパーク品川 東山動物園
アドベンチャーワールド しまね海洋館 ペンギン水族館

JAZA加入の施設ではありませんが、京急油壺マリーンパークにて展示されていました。

ミナミイワトビペンギンを展示しているJAZA加入の施設は9ヵ所とキタイワトビペンギンよりも展示施設が多いです。

長崎のペンギン水族館では2020年12月に京急油壺マリンパークと男鹿水族館の協力でキタイワトビペンギンの展示を開始しています。

これによりペンギン水族館ではミナミイワトビペンギンとキタイワトビペンギンを同時に見ることができる唯一の水族館となりました。

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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