動物園鳥図鑑・コンドル(Vultur gryphus)

コンドルは空を飛ぶ鳥としては最大級の鳥で、翼を広げると3mを超えます。

アンデス山脈に沿って生息している事から「アンデスコンドル」と呼ばれる事もあります。

 

 

コンドルについて!

コンドルは全長1.2m以上に成長するタカ目コンドル科コンドル属の鳥です。

翼を広げると3m以上になります。

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コンドルは翼は黒色、首元は帯状の白色の羽毛があります。

成鳥はオスの頭部にトサカがありますが、メスにはありません。 (性別により虹彩も異なり、オスは黒色、メスは赤色をしています。)

 

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死肉を漁る事から頭部には羽毛がありません。

食性は肉食で動物の死骸を主食としており、小型の哺乳類、鳥類も捕食しています。

 

和名 コンドル
学名 Vultur gryphus
英名 Andean condor
タカ目(Accipitriformes)
コンドル科(Cathartidae)
コンドル属(Vultur)
分布 南米大陸の太平洋沿岸部
生息環境 高山

コンドルはアルゼンチン、エクアドル、コロンビア、チリ、ペルー、ボリビアなど南米大陸の太平洋沿岸部側に分布しています。

ボリビア、チリ、コロンビア、エクアドルの国鳥で、ナスカの地上絵にもコンドルの絵があります。 

標高3,000~5,000mで行われ、一度に1~2個(基本1個)を産卵し、2ヵ月近く抱卵後に孵化します。

1度目の卵を失うと再度産卵する習性があり、この習性を使って1度目の卵を隠す事で2個目の卵を産卵させることができます。

高空を翼を広げたまま滑空しており、上空から動物の死骸を探しています。

数日間絶食する事もありますが、食べられる時に一度に大食いし、食べ過ぎて飛べなくなることもあるようです。(同じように死骸を主食としているハゲワシの仲間も同じような事になる場合があります。)

家畜を襲う事から現地では害鳥として扱われる事もあります。

日本では特定動物に指定されており、愛玩目的の飼育が禁止されています。

コンドルを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

コンドルを展示しているJAZA加入の施設は16ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

コンドルと上野動物園

上野動物園ではフクロウ・タカエリアにてコンドルを展示しています。

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上野動物園では上のように複数の個体が展示されており、トサカの有無で簡単に性別を見分けることができます。(右側の個体は上野動物園生まれの若鳥だと思われる個体で親とは羽の色が違います。)

このエリアではコンドルの他にダルマワシ、オオワシ、モモアカノスリ、コシジロハゲワシ、クマタカを展示しています。

コンドルと東山動物園

東山動物園では猛禽類エリアにてコンドルを展示しています。

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東山動物園では上のようなケージでコンドルを展示しており、ケージの上の方に居る事が多く正面から見ることはできませんでした。

このエリアではコンドルの他にヒメコンドル、クロコンドルといったコンドルが展示されています。(クロコンドル、ヒメコンドルは展示している施設が少ない種類です。)

コンドルを展示している施設の一覧

コンドルを展示しているJAZA加入の施設は16ヵ所です。

おびひろ動物園 那須どうぶつ王国 東武動物公園
上野動物園 羽村市動物公園 市原ぞうの国
野毛山動物園 遊亀公園動物園 飯田動物園
日本平動物園 浜松動物園 東山動物園
天王寺動物園 とくしま動物園 とべ動物園
福岡市動物園    

国内では見られない種類ですが、10施設以上の施設で展示されています。 

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。