アオサギは日本で繁殖するサギ科の種類として最大種で、体色が青みがかっている事が名前の由来となっています。(英名ではgrey heronと呼ばれています。)
集団営巣を行い、糞等による悪臭などの問題を引き起こしています。
アオサギについて!
アオサギは全長1m近くにまで成長するペリカン目サギ科アオサギ属の鳥です。
アオサギは背側は灰色の羽毛をしており、目の上から頭部後方にかけて黒色の筋模様があります。
風切羽は黒っぽく、腹側は白色をしています。
成鳥には頭部に黒色、胸や背部に白色の飾り羽があります。
食性は肉食で昆虫、魚類、爬虫類、両生類、小型の哺乳類を捕食しています。
和名 | アオサギ |
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学名 | Ardea cinerea |
英名 | Grey heron |
目 | ペリカン目(Pelecaniformes) |
科 | サギ科(Ardeidae) |
属 | アオサギ属(Ardea) |
分布 |
ヨーロッパ~アジア、アフリカ大陸 |
生息環境 | 河川、湖沼 |
アオサギはヨーロッパ~アジア、アフリカ大陸に分布しています。
日本では北海道で繁殖のために飛来し、九州以南に越冬のために飛来、本州・四国では周年見られます。
幅広い地域に分布しており、4つの亜種に分類されています。
河川や湖沼など水辺に生息しています。
樹上に木の枝を使って皿型の巣を作り、多くのペアが近くに集まって繁殖を行います。
1度に3~5個の卵を産み、ペアで抱卵します。
養殖している魚を食べたりと害鳥とされる事もあります。
多くのペアで集まって繁殖する事から、大量の糞等が発生し悪臭などを発し、問題となっているようです。(日本での個体数が増え、近年ではニュースで報道される事も多いです。)
アオサギを展示している水族館!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年9月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
アオサギを展示しているJAZA加入の施設は11ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
アオサギと札幌円山動物園
札幌円山動物園では総合水鳥舎にてアオサギを展示しています。
札幌円山動物園では上のように真ん中に大きな水場があり、その周辺を囲むように水鳥達がいます。
複数のアオサギが展示されており、観察しやすい展示となっています。
このエリアではアオサギの他にシュバシコウ、ゴイサギを展示しています。
アオサギと井の頭自然文化園
井の頭自然文化園では分園のサギエリアにてアオサギを展示しています。
井の頭自然文化園では上のような展示場で複数のアオサギを展示しています。
このエリアではアオサギの他にチュウサギ、コサギを展示しています。
井の頭自然文化園の分園ではカモの仲間を中心に多くの水鳥を見ることができるため、鳥が好きな方には非常にオススメの施設です。
アオサギを展示している水族館の一覧
アオサギを展示しているJAZA加入の施設は11ヵ所です。
円山動物園 | 井の頭自然文化園 | いしかわ動物園 |
王子動物園 | 姫路動物園 | 池田動物園 |
徳山動物園 | 大牟田動物園 | 久留米鳥類センター |
フェニックス動物園 | ネオパークオキナワ |
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。