今回紹介するアクアパーク品川のエリアはアクアジャングルで、ピラルクやカピバラといったジャングルに生息している生物を展示しているエリアです。
爬虫類・両生類の展示されており、ユニークな見た目をして生物を見ることができます。
アクアパーク品川のアクアジャングルについて
アクアジャングルはエリア全体がジャングルを再現したような作りになっており、天井や壁も装飾されています。
入り口からエリアを撮影すると上の写真のようになっており、1本道で道の左右に水槽が設置されている作りになっています。(写真では分かりませんが、突き当りから更に奥へと続いています。)
先ほどの写真の左側にある水槽がエリア内で最も大型の水槽で、ピラルク、シルバーアロワナ、コロソマ、オスカーなど大型の淡水魚が展示されています。
上の写真から見ても分かるように水槽全体が暗いので、コソロマやピラルクなど暗い体色をした魚は観察しにくく、白色の体色をしているシルバーアロワナが良く目立っていました。
ピラルクもシルバーアロワナも多くの個体が展示されており、並んで泳ぐ姿は迫力があります。
ピラルクもシルバーアロワナも古代魚と呼ばれる昔から姿を変えていないと言われている魚で、大きく固い鱗に身を包まれています。
ピラルクやシルバーアロワナが展示されている水槽の隣では上の写真のように大量のピラニアが展示されている水槽があります。
ピラニアは狂暴な魚として広く知られていますが、語り継がれているような狂暴さはなく、臆病な性格をしています。 しかし、血の匂いなどで興奮状態になる事で攻撃的になる場合がある事があります。
このエリアでは爬虫類・両生類も多く展示されており、他の動物園・水族館ではあまり展示されていない種類も多く見る事ができます。
上の写真はアオホソオオトカゲ(別名:コバルトツリーモニター)という種類のトカゲで、非常に長い尾を持っており、体長の2/3ほどは尾が占めています。
エリアの一番奥にはカピバラが展示されている展示場があり、複数の個体が展示されていました。
ガラス越しに見ることができるので観察しやすい展示となっており、カピバラの人気の高さもあって人の多い展示となっています。
展示場内には上の写真のような丘やプールが設置されており、餌を食べている姿や水場に浸かる姿を見る事ができました。
カピバラは世界最大のネズミの仲間で、アマゾン川流域を中心に分布しています。(体毛はタワシのように固いです。)
動物園・水族館でも人気の高い動物で、多くの施設で展示されています。
アクアジャングルに設置されている水槽(魚)
先ほどはエリア内で最大の水槽のみを紹介しましたが、その他にもいくつかの水槽が設置されています。
設置されている水槽は上の写真のように小型魚を中心に展示している水槽が多く、水草と色鮮やかな熱帯魚を見る事ができます。
あまり大きな水槽ではありませんが、水槽内には多くの魚達が観察できます。
アクアパーク品川の水槽で非常に特徴的なのが上のように陸上部が爬虫類・両生類、水中で魚が展示されているという水槽が多く設置されている事です。
上の写真ではテッポウウオとアオホソオオトカゲが展示されていました。(木の陰にカワアナゴ?らしき魚もいました)
このような水槽が他にもあり、1つの水槽で2度楽しめるような作りになっておりオススメの展示です。(上の写真は水中でエンゼルフィッシュ、地上ではイエアメガエルが展示されていました。)
続いてアクアジャングルエリアの爬虫類・両生類の展示について紹介していきます。
展示されている両生類・爬虫類
アクアジャングルエリアではカピバラや魚以外にも爬虫類・両生類の展示も充実しています。
大型のヘビやワニなどの大型種は展示されていませんが、珍しい種類や人気種を多く見る事ができます。
上の写真はグリーンイグアナという大型のイグアナの仲間で、水族館・動物園で多く飼育されている種類です。
私が訪れた際は止まり木の上で眠っていましたが、しっかりと木に掴まっており可愛らしかったです。
上の写真はグリーンバシリスクというカッコイイ名前をしたイグアナの仲間で、綺麗な緑色の体色をしており、オスの個体は上の個体のようにトサカや背中に帆鰭が発達しています。
ペットとしても人気のある種類ですが、展示している施設は少なく、JAZA(日本動物園水族館協会)加入の施設ではアクアパーク品川と東山動物園でのみ飼育されています。
上の写真のゴツゴツしたトカゲはチュウゴクワニトカゲという種類で、体長は最大でも40cm程度と大型の種類ではありませんが、近くで見ると非常にカッコイイ見た目をしている種類です。
中国の広東省や広西チワン族自治区、ベトナムの北部で分布が確認されています。
最後に紹介するのがマルメタピオカガエルというカエルで、上の写真のような丸々とした見た目をしたカエルです。
ユニークな見た目から話題になる事も多い種類で、バンザイをしているような手も可愛らしいです。
バジェットガエルという流通する事もあり、ペットとしても人気の高い種類です。
今回消化した水槽や生物以外にも魅力的な生き物が展示されているエリアで、水槽内のレイアウトも凝ったものが多いのでオススメな展示エリアとなっています。
ジャングルを再現しており、カピバラや大型の熱帯魚水槽があるので蒸し暑いだけが難点でしょうか…
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。