動物図鑑 動物図鑑-ウマ目

動物図鑑-マレーバク(Tapirus indicus)

マレーバクは白と黒のツートンカラーのバクで、他のバクと比べると特徴的な外見をしています。

ユニークな見た目から飼育している施設も多く、繁殖に成功している施設も多いです。(繁殖成功時に訪れると子供を見られる場合もあります。)

マレーバクについて!

マレーバクは体長180~250cm程度にまで成長するウマ目バク科バク属の動物です。

バクー科の中では最大種です。

マレーバクは胴体の中部~後半部にかけて白色をしており、それ以外のヵ所は全て黒色をしています。

このカラーバリエーションは夜に見ると暗闇の中で白色が際立って輪郭がぼやける事により、外敵に発見される可能性を下げていると考えられています。

マレーバクは視力が弱く、生活の多くを嗅覚と聴覚に頼っています。

水場を中心に生活しており、危険を察知すると水の中に逃げ込みます。

やや吻先が突き出た形状をしており、木の葉を食べやすそうな形状をしています。

生後僅かな赤ちゃんは日本のイノシシの子供(ウリ坊)のような模様をしています。

食性は草食で、木の葉や果実を食べています。

日没後や日の出前などの薄暗い時間帯に活動する事が多く、夜行性の傾向が強いです。

和名マレーバク
学名Tapirus indicus
英名Asian tapir
ウマ目(Perissodactyla)
バク科(Tapiridae)
バク属(Tapirus)
分布

スマトラ島、タイ南部

マレーシア、ミャンマー

生息環境熱帯雨林

マレーバクはスマトラ島、マレーシア、ミャンマー、タイ南部に分布しています。(ボルネオ島に分布していた個体群は絶滅したと考えられています。)

熱帯雨林の河川や沼地などの水場の近くに生息しており、群れを形成せずに単独で生活しています。

マレーバクは広い場所を縄張りとしますが、多くの場合は他の個体と重複しており、植物等に尿をまき散らす事で縄張りを主張します。

妊娠期間は約390~395日程度で、1度に1頭の子供を出産します。

成獣になると自然界ではほとんど外敵はおらず、トラに捕食される事があるくらいだと言われています。(外敵に襲われた際は走って逃げたり、噛みついて応戦する事もあります。)

生息環境の開発や人間によって狩猟される事により生息数は減少しており、IUCNのレッドリストでは絶滅危惧IB類に指定されています。

マレーバクを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

マレーバクを展示しているJAZA加入の施設は13ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

マレーバクと多摩動物公園

多摩動物公園ではにてマレーバクを展示しています。

多摩動物公園では2021年6月時点で6頭のマレーバクを飼育しており、水場付きの大きな展示場でマレーバクを展示しています。(日陰や端の方で丸くなっている事も多いです。)

2019年にも新しい赤ちゃんが誕生するなど、マレーバクの繁殖に何度も成功している施設で、タイミングが良いと幼獣も見る事ができます。

マレーバクを展示している近くでは水鳥を多く展示しています。

マレーバクと東山動物園

東山動物園では本園の正門近くにてマレーバクを展示しています。

東山動物園では上のような展示場でマレーバクを展示しており、私が訪れた際は木の葉をムシャムシャと食べていました。

2021年6月時点で東山動物園で飼育されているマレーバクは1頭のようです。

この近くではインドサイ、アジアゾウ、アクシスジカなどが展示されています。

マレーバクを展示している施設の一覧

マレーバクを展示しているJAZA加入の施設は13ヵ所です。

群馬サファリ東武動物公園多摩動物公園
千葉市動物公園よこはま動物園日本平動物園
東山動物園アドベンチャーワールド神戸どうぶつ王国
とべ動物園安佐動物公園福岡市動物園
長崎バイオパーク  

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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