アカカワイノシシはアフリカ大陸中部の西側に分布しているイノシシの仲間で、水辺を好みます。
「ヤブイノシシ」、「カワイノシシ」と呼ばれる事もあります。
アカカワイノシシについて!
アカカワイノシシは体長1m以上に成長する鯨偶蹄目イノシシ科カワイノシシ属のイノシシです。
アカカワイノシシは明るい茶色の体色をしており、頭部には大きな耳があります。
口先は突き出ており、目の前方にはコブがあり、これはオスの方が大きくなります。
幼獣には日本のイノシシと同じように黄色っぽい縞模様がや斑点があります。
食性は雑食で植物の根や芽を主食としており、果実、草、鳥類等の卵、虫類、爬虫類を捕食しています。
和名 | アカカワイノシシ |
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学名 | Potamochoerus porcus |
英名 | red river hog |
目 | 鯨偶蹄目(Cetartiodactyla) |
科 | イノシシ科(Suidae) |
属 | イノシシ属(Potamochoerus) |
分布 | アフリカ大陸中西部 |
生息環境 | 熱帯雨林、サバンナ |
アカカワイノシシはアフリカ大陸中部の西側に分布しています。
サバンナや草原、熱帯雨林、湖沼など水辺周りに5~10頭程度の小さな群れを作って生活しています。
稀に100頭程度にまでなる大型の群れを形成する事もあります。
夜の方が活発に活動する夜行性だとされていますが、日中にも活発に活動します。
生息環境の破壊により一部の生息地では個体数が減少していますが、天敵の肉食獣が減る事によって本種の個体数は全体的には増加傾向にあると考えられています。
アカカワイノシシを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年5月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
アカカワイノシシを展示しているJAZA加入の施設は3ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
アカカワイノシシとズーラシア
ズーラシアではアフリカの熱帯雨林の動物エリアにてアカカワイノシシを展示しています。
ズーラシアでは複数のアカカワイノシシを展示しており、ガラス越しにアカカワイノシシを見ることができます。
活発に動いている事が多く、穴を掘っている姿も見ることができました。
このエリアではアカカワイノシシの他にオカピ、チンパンジー、アフリカタテガミヤマアラシなどが展示されています。
アカカワイノシシを展示している施設の一覧
アカカワイノシシを展示しているJAZA加入の施設は3ヵ所です。
那須どうぶつ王国 | よこはま動物園 | とべ動物園 |
ここまで
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