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動物園鳥図鑑-コシグロペリカン(Pelecanus conspicillatus)

コシグロペリカンは名前の通り、腰の部分が黒色の羽毛に覆われているペリカンの仲間です。

日本では鴨川シーワールドと鳥羽水族館で展示されています。

 

 

コシグロペリカンについて!

コシグロペリカンは全長150cm以上に成長するペリカン目ペリカン科ペリカン属の鳥です。

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コシグロペリカンは全体的には白色の羽毛に覆われており、背部の中盤~後半にかけて黒色の部分があります。

他のペリカンと同じように大きな嘴を持っており、嘴の色はピンク色です。

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若鳥の後頭部は灰色をしています。(上の写真は成鳥です。)

食性は肉食で魚類を主食として、甲殻類、オタマジャクシ、爬虫類などを捕食しています。

 

和名 コシグロペリカン
学名 Pelecanus conspicillatus
英名 Australian pelican
ペリカン目(Pelecaniformes)
ペリカン科(Pelecanidae)
ペリカン属(Pelecanus)
分布 オーストラリア、タスマニア
生息環境 湖沼

コシグロペリカンはオーストラリア、タスマニア、ニューギニア島などに分布しています。

オーストラリアやタスマニアで繁殖し通年見られ、冬期にはニューギニア島、インドネシア西部、スラウェシ島でも見られます。

湖沼や河川など水辺に生息しています。

単独から少数の群れで行動をし、集団で獲物を追い込んで捕える事もあります。

最大で約4万羽が集まる巨大なコロニーを作り繁殖を行います。

地上に嘴などを使って穴を掘り、植物を使った巣を作ります。

巣の中に1~3個の卵を産み、約1ヵ月程度の抱卵期間を経て孵化します。

複数の卵を産んだ場合は、先に大きく成長した雛が他の雛を殺す事が多いです。

コシグロペリカンを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

コシグロペリカンを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

コシグロペリカンと鳥羽水族館

鳥羽水族館では水の回廊エリアにてコシグロペリカンを展示しています。

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鳥羽水族館では上のようなプールのある展示場でコシグロペリカンを1羽展示しています。

隣のケージではコシベニペリカンが展示されています。(コシベニペリカンは鳥羽水族館でのみ展示されています。)

コシグロペリカンを展示している施設の一覧

コシグロペリカンを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。

鴨川シーワールド 鳥羽水族館  

 

ここまで

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